暑かったこの夏、暑さ対策はエアコンと扇風機！節電を気にしつつフル稼働

　9月に入り、朝晩には秋の気配が感じられる季節になりました。とはいえ、まだ残暑がぶり返すことも。暑かったこの夏、みなさんは、どんな暑さ対策をしていましたか。アイブリッジ株式会社が実施した調査では、やはり、エアコンを利用した人が7割以上に達しました。

　次いで多かったのは「扇風機」で62.5％、さらに「冷たい飲料を飲む」が50％と続きました。エアコンの設定温度は「28度」が3割を超えましたが、一方で稼働時間は15時間以上が2割を超え最多に。熱帯夜で眠れずに長時間、動かしていた人が多かったのですね。

　エアコンの使い方には、男女差があります。稼働時間が15時間以上だったのは女性で25％でしたが、男性では16.3％。ただし、節電を気にする割合は女性のほうが高く73.1％に。女性はエアコンに頼りつつも節電を考えていることがわかります。

　夏バテについて聞いたところ、48.2％と半数近くが「経験有り」と回答。「毎年夏バテする」人も13％いました。女性の方が夏バテになりやすい傾向があるようで、女性の50.7％が夏バテを経験。夏バテになったことがない人は女性が31.7％、男性が39％でした。

　夏バテのおもな症状は、「体がだるい」（65.5％）、「食欲不振」（40.2％）、「お腹の調子が悪くなった」（31.4％）など。食欲不振の割合は男性の方が10ポイント以上も高く、体のだるさや頭痛、お腹の調子を壊すなどは女性の方が多いという結果になりました。

　夏バテの原因は暑さ以外も、冷たいものの取り過ぎ、冷房のつけ過ぎ、偏った食生活などの回答も。暑さ対策が逆に夏バテを引き起こすとも考えられます。やはり、暑い時こそ、規則正しい生活と栄養のバランスを考えた食事を心がけるようにしたいですね。（林　渉和子）

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