X・アロンソとマスチェラーノに脱税疑惑か…スペイン当局が捜査へ
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2015年09月23日 15:50 サッカーキング
バイエルンに所属する元スペイン代表MFシャビ・アロンソに脱税の疑いがかけられ、スペイン当局が捜査を開始したという。22日、スペイン紙『エル・ムンド』から情報を得たドイツ紙『ビルト』が報じた。
同紙によると、スペインサッカー界では一般的に、選手は肖像権を自分で管理することになっており、他人に売却や譲渡することもできる。その中でX・アロンソは、レアル・マドリードに在籍していた2010年から2012年までの2年間に自身の肖像権で得た150万ユーロ(約2億円)以上の利益を申告せず、そのまま国外の口座に移したとのことだ。
また、同選手とリヴァプールでともにプレーし、現在バルセロナに所属するアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノも2011年と2012年の肖像権収入150万ユーロが未申告で、そのお金はマデイラ島とマイアミにある会社に振り込まれたとされている。そのため、同選手に対する捜査も今後始まる見込みだという。
なお、X・アロンソの弁護士を務めるイヴァン・ザルドゥア氏は『エル・ムンド』に対し、「アロンソは冷静だよ。なぜなら彼は税務署に何も隠し事をしていないからだ。法律で定められた税金を支払っている。彼が無実であると解明されるだろうね」とコメントしている。
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