スズキ「ハスラー」スクーターに!? 東京モーターショー出品概要 - 画像45枚

スズキは30日、「第44回東京モーターショー2015」(東京ビックサイトで10月30日から一般公開)の出品概要を発表した。出展テーマを「SUZUKI NEXT 100」とし、2020年に創立100周年を迎えるスズキのめざすものづくりを表現し、「次の100年」に向けた取組みを感じてもらうための製品・技術を提案する。

小型車の新ジャンルに挑戦するコンパクトクロスオーバー「イグニス」、新しい"遊べる軽"の提案「マイティデッキ」、二輪車の楽しみ方を広げる"遊べるスクーター"の「ハスラースクート」をはじめ、四輪車・二輪車ともに驚きや楽しさを提供する参考出品車を複数出品。10月15日発表予定のコンパクトSUVの新型「エスクード」など最新の市販車や、新開発エンジンのカットモデルといった各種技術の展示も行う。

「イグニス」では日常と余暇をクロスオーバーさせるクルマを提案。高めのアイポイントと大きめのロードクリアランスにより、日常はもちろん、雪道や荒れた道でも安心して走ることができ、週末にはアウトドアも楽しめる。ラフロードで力強く走るシーンを想定したコンセプトモデル「イグニス トレイルコンセプト」も出品される。

「マイティデッキ」は、さまざまな使い方に合わせて可動するオープンデッキ(荷台)とキャンバストップを備えた、新しい"遊べる軽"を提案。自動で昇降するオープンデッキをはじめとする多彩な機能を持ち、毎日の生活から遊びまで、さまざまなライフスタイルに応じて多目的に使用できる。

「ハスラースクート」は、気軽に乗れる原付スクーターに、さまざまな用途に対応できる収納スペースを備えたコンセプトモデル。従来のシート下収納スペースに加え、フットスペースにも取り外して持ち運べる収納ケースを装備。リヤキャリアや車体横にも荷物を積載できる工夫を施した。名前の「ハスラースクート」とは、四輪車の「ハスラー」とともに遊び心を刺激するモデルという意味を込めているという。

(木下健児)

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