バレエと日本舞踊が響宴する「出会い〜信長〜」ファセッタズムが初の舞台衣装をデザイン

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2015年10月07日 19:42  Fashionsnap.com

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ファルフ・ルジマトフ、藤間蘭黄、岩田守弘出演「出会いー信長ー」
バレエと日本舞踊がコラボレートする舞台「出会い〜信長〜」の衣装デザインと制作を、東京発のブランド「ファセッタズム(FACETASM)」が手がける。ロシアバレエ界を代表するダンサー ファルフ・ルジマトフ(Farouk Ruzimatov)が、日本人バレエダンサーの岩田守弘と、日本舞踊家の藤間蘭黄とともに、舞踊様式の垣根を超えた実験的な表現に挑む作品。10月11日と12日の2日間にわたり、国立劇場で全3回公演が行われる。


ファセッタズムが初の舞台衣装をデザインの画像を拡大

 舞台「出会い〜信長〜」は、バレエと日本舞踊の"出会い"とも言える作品で、バレエ界のスターと称されるルジマトフは織田信長、国立ブリヤート・オペラ劇場バレエ団の芸術監督を務める岩田守弘は豊臣秀吉、そして作・演出を手がける藤間蘭黄は斎藤道三や明智光秀などを踊り分ける。男性のみの出演者に対し、鼓、笛、琴などの演奏者は全て女性。全く新しいスタイルの公演になるという。
 「ファセッタズム」は、デザイナー落合宏理が2007年に東京で立ち上げ、ストリートカルチャーをモードに昇華するエモーショナルなクリエイションで、東京やミラノでコレクションを発表している。今回の舞台では、ルジマトフと岩田守弘のバレエ衣装を担当。ルジマトフは、国籍や時代を超えオブジェのようにインパクトのある衣装で、岩田守弘の衣装には和と洋が混在し、いずれも「ファセッタズム」らしさが加わったデザインになる。一方で藤間蘭黄は正統な和服を着用するため、演者の衣装が三者三様になるという。
■ファルフ・ルジマトフ、藤間蘭黄、岩田守弘出演「出会いー信長ー」 日時:2015年10月11日(日)18時開演    2015年10月12日(月・祝):14時、19時開演の2回公演    *各回とも30分前開場
 会場:国立劇場 小劇場(東京都・半蔵門)
 出演: ・ファルフ・ルジマトフ(元マリインスキーバレエ/プリンシパル、ミハイロフスキー劇場バレエ<旧レニングラード国立バレエ>芸術監督・藤間蘭黄(日本舞踊家/藤間流)・岩田守弘(元ボリショイ・バレエソリスト、ロシア国立バレエ団/芸術監督)
 作・演出:藤間蘭黄
 ルジマトフと岩田守弘のソロでのバレエ作品、藤間蘭黄の古典作品の同時上演あり。
 チケット料金:S席¥12,000、A席¥8,000(税込み価格)
■問い合せ先: 「ロシアン・アーツ」TEL 03-5919-1051(平日10時〜17時)
 公式Facebook ページ:http://fb.com/RUS.FES.NOBUNAGA
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