首都圏の住宅地と中古マンション価格、四半期エリア平均が連続プラスを維持

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2015年10月15日 12:02  マイナビニュース

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野村不動産アーバンネットはこのほど、首都圏における2015年10月1日時点の「住宅地価格動向」と「中古マンション価格動向」の調査を実施し、その調査結果を発表した。それによると、四半期ベースのエリア平均の変動率は、連続してプラスを維持している。


7〜9月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均で0.3%(前回0.5%)の変動率となった。四半期比較で「値上がり」を示した地点が15.9%(前回27.8%)、「横ばい」が81.5%(前回69.5%)、「値下がり」が2.6%(前回2.6%)となり、値上がり地点が減少して横ばい地点が増加している。エリア別の平均変動率では、3四半期連続で全エリアがプラスとなっている。


7〜9月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で0.6%(前回0.8%)の変動率となった。四半期比較で「値上がり」を示した地点が26.1%(前回31.7%)、「横ばい」が70.0%(前回63.0%)、「値下がり」が3.9%(前回5.2%)となり、横ばい地点が増加し、値上がり地点と値下がり地点が減少している。エリア別の平均変動率では、4四半期連続で全エリアがプラスとなった。


2014年10月〜2015年9月の年間ベースで比較すると、「住宅地価格」で「値上がり」を示した地点が58.3%(前回59.6%)、「横ばい」が34.4%(前回32.5%)、「値下がり」が7.3%(前回7.9%)となり、値上がり地点と値下がり地点が減少し、横ばい地点が増加。エリア別の平均変動率では、2011年4月調査以来の全エリアプラスとなった。


同時期の年間ベースで比較した「中古マンション価格」は、「値上がり」を示した地点が59.1%(前回57.4%)、「横ばい」が30.0%(前回29.6%)、「値下がり」が10.9%(前回13.0%)となり、値上がり地点と横ばい地点が増加し、値下がり地点が減少。エリア別の平均変動率では、前回調査に引き続き全エリアがプラスとなっている。


同調査は、「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定したもの。3カ月毎(1月、4月、7月、10月)に実施。調査結果は不動産情報サイト「ノムコム」上で公表している。


(木下健児)



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  • マンションに関する肯定的な記事が急に目についたのはどことなく情報操作の気があるが、業界的には今回の事件に波及する心配はないと判断したということかな?
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