「世界血栓症デー」にエコノミークラス症候群として知られる静脈血栓塞栓症を啓発
「ようかい体操第一」を踊るラッキィ池田さん「世界血栓症デー」の10月13日、バイエル薬品株式会社は静脈血栓塞栓症の理解・認知を広める啓発イベント「血栓症予防ラボ」を東京駅で開催しました。振付師のラッキィ池田さんが一日所長として参加しました。
エコノミークラス症候群としても知られる静脈血栓塞栓症。その名の通り、エコノミークラス利用者など飛行機や電車での長距離移動中に起こる病気と思われがちですが、成人男女であればどこでも誰でも発症する可能性がある病気です。実際、災害時に狭い空間での避難生活を強いられた結果、死を招いた例も報告されています。
今回の「血栓症予防ラボ」でラッキィさんは、自身の代表作であり、子どもたちに大人気の妖怪ウォッチ「ようかい体操第一」を披露。また、ラッキィさんが考案した静脈血栓塞栓症予防につながるオリジナルエクササイズを自立型ヒューマノイドロボット「NAO(ナオ)」たちと一緒に踊りました。
仕事仲間を血栓症で失った悲しい過去も
NAOと一緒にエクササイズを披露するラッキィ池田さんいつも明るく楽しく振り付けを踊っているラッキィさんですが以前、共に働いていたスタッフが血栓症によって亡くなってしまったという悲しい過去も。「その時、僕はエコノミークラス症候群という病気がどういうものかわからなくて、いくら説明されても『そんなことで命がなくなるのですか』と思っていました」とラッキィさん。今回のイベントを通じて血栓症のことをより深く知ったラッキィさんは「知れば知るほど怖い病気なのだなと。足を動かしたり、水分を補給したりしながら予防して欲しいなと思います」と呼びかけました。
この日、会場では静脈血栓塞栓症について理解を深めるパネル展示やクイズラリーも実施。さらにチェックリストやQ&A形式で原因や症状などをわかりやすく解説した小冊子も配布されました。ラッキィさんのオリジナルエクササイズと合わせ、“頭”も“身体”も使った啓発イベントに、多くの方が足を止めて静脈血栓塞栓症に対する理解を深めました。(QLife編集部)
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