8割以上が健康を気にしてはいるものの・・・
画像はリリースより65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は26.7%。4人に1人が高齢者という日本においては、個々人が健康への意識を高める必要があります。そこで株式会社ネオマーケティングは、60歳以上の男女1,000人を対象に、健康に関する調査を実施しました。
調査結果によると、普段から健康に「とても気を使っている」が33%。「やや気を使っている」も53.1%で、86.1%が健康に気を使っていることがわかりました。一方で「あまり気を使っていない」(12.6%)、「全く気を使っていない」(1.3%)という声も。
8割以上が健康に気を使いながらも、運動を「全くしない」シニアも28.8%。意識と行動にはギャップがあるようです。「ほぼ毎日」運動している人は17.7%で、6割以上が1週間に1回以上運動しているなど、運動をする人と全くしない人に分かれました。
「じいじい」と呼ばれても平気に
また、調査では60歳を超えてから気になるようになった言葉を聞きました。シニアに多い病名のほか、「腰痛」や「筋肉痛」など普段悩まされている言葉が挙がりました。最近よく聞く「ロコモティブシンドローム」や「健康寿命」、「終活」、「遺言書」なども気になるようです。
それに対して気にならなくなった言葉では、孫からの「じいじい」、「バァバァ」など。「シニア」など年齢に関する表現にも、抵抗感がなくなるようです。さらに「肥満」や「はげ」など、外見をからかうような言葉を受け流せるようになる人が多いこともわかりました。
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第二次ベビーブーム期に生まれた世代が65歳以上となる2040年には、人口の36.1%が高齢者になると見込まれ、平均寿命も年々上昇している日本。高齢になっても長く健康でいるために、運動や定期的な検診、バランスの取れた食事などの対策を心がけたいですね。(林 渉和子)
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