西友が “健康配慮型弁当”を発売、日本糖尿病協会が監修

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2015年11月05日 14:10  QLife(キューライフ)

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5か月に及ぶ開発の末、カロリーや栄養バランスに考慮したお弁当が完成

記者発表会でふるまわれた8品目のヘルシー弁当

 合同会社西友は10月28日、日本糖尿病協会が監修した「8品目のヘルシー弁当」を発売すると発表しました。これは、11月14日の「世界糖尿病デー」、11月9日から15日までの「全国糖尿病週間」のある11月に、健康に配慮したお弁当を全国で販売することで、バランスの取れた食生活に目を向けてもらうことを目的としたものです。

 メニューは、玉子焼、煮物(大根、里芋、人参)、チキントマト煮、ひじき煮、ひろうす(野菜あんかけ)、小松菜のおひたし、十六穀米御飯、五種豆と五穀入り御飯。8品目という多品種により、彩りが良く、少しずつ味付けを変えることで、より食事を楽しめるようこだわったそうです。十六穀米御飯と五種豆と五穀入り御飯は、白米よりもビタミンやミネラルを多く含み、小松菜やひじきは、カルシウムや鉄分が多い食材。健康や体調管理に最適なメニューとなりました。

 日本の糖尿病患者数は増加傾向にあり、国民の6人に1人にあたる約2210万人が糖尿病またはその予備群に該当するとされています。糖尿病予防のためには、食生活や生活習慣の見直しが大切。そこで西友の子会社で惣菜の開発・製造・販売を行う株式会社若菜は、日本糖尿病協会監修のもと、5か月に及ぶ開発の末に、この「8品目のヘルシー弁当」を完成させたといいます。

わずか464kcal、カルシウムや鉄分が多い食材も使用

 発売を前に行われた記者発表会で、「糖尿病にならないための意識づけを行うことをテーマにした」と語ったのは株式会社若菜の江原秀知商品部長。そのために、健康的な生活を送るために欠かせない栄養成分値の細かい基準を達成したとしています。また、監修を行った日本糖尿病協会の山田祐一郎理事は「糖尿病を克服し、国民の健康増進に寄与するため、今後も患者さんの食事療法などに関する情報提供を行いたい」と語りました。

 1包装あたりのカロリーは、わずか464kcal。腹持ちを考えた量の雑穀米を使用して、糖尿病食事療法のひとつの目安となるカロリー摂取量である「一食あたり500kcal」を下回っています。また、カロリーだけでなく、タンパク質や脂質、食塩の量にもこだわり、各栄養成分をバランス良く取り入れています。身体を気遣う人にとっては嬉しい配慮ですね。

 販売期間は11月6日(金)から11月30日(月)まで。お値段は398 円(税抜)で全国の西友341店舗で取り扱うそうです。今後、同様の商品を販売し続けるかは未定とのことですが、若菜の中村真紀代表取締役は「好評であれば考えたい」とシリーズ化に含みを持たせました。(QLife編集部)

※栄養成分値は関東エリア商品の値です。

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