【アニメ漫画キャラの魅力】最低な父親!?サングラスに隠された真意「碇ゲンドウ」の魅力『新世紀エヴァンゲリオン』

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2015年11月18日 09:30  キャラペディア

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『新世紀エヴァンゲリオン』の中心となる特務機関NERV(ネルフ)。「碇ゲンドウ」は、その総司令であり、主人公「碇シンジ」の実の父でもあります。ノーネクタイながらも常に黒いスーツ、サングラスを着用するそのクールな姿は、目的のためなら手段も犠牲も厭わない彼の姿勢を体現しているかのようです。


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⇒碇ゲンドウとは?(新世紀エヴァンゲリオン)
http://www.charapedia.jp/character/info/2852/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■冷酷さの裏に

 碇ゲンドウは常に冷静に振る舞い、「人類補完計画」の為に突き進みます。「赤木ナオコ」「赤木リツコ」母子と愛人関係を結んだのも、利害を超えた形で自分に服従させるために利用したに過ぎません・・・。「シンジ」にも常に冷たく接し、とても本当の親子とは思えません。シンジがTV版第壱話でエヴァ初号機への搭乗を拒否した際にも、「予備が使えなくなった」と、自分の息子をまるで取り換え用の電球か何かのような扱いです・・・。

 その冷徹さに刃こぼれが生じたのは、「綾波レイ」が搭乗した零号機の起動実験の時。実験は失敗し、射出されたエントリープラグも危険な状態でしたが、ゲンドウは自分の手が焼けることも省みずにハッチを回してレイを助け出します。レイの方もゲンドウと話す時だけは笑顔を見せ、自分を助けてくれた時のゲンドウのメガネを大切に持っています。

■ゲンドウにとっての補完とは

 人類の、世界の命運を賭けているはずの「人類補完計画」でしたが、ゲンドウには隠された目的がありました。EVA開発の実験中に消滅した妻「ユイ」ともう一度会いたい。それこそがゲンドウの願いであり、様々な計画の到達点でした。この事を理解しているのは副司令「冬月コウゾウ」だけであり、旧劇場版「Air」では、セントラルドグマに向かうゲンドウに対して、「ユイ君によろしくな」と声をかけています。しかしゲンドウは、最後の最後にユイの分身たるレイに「私はあなたの人形じゃない」と拒絶されます・・・。

 彼の目指す形では「補完」されませんでしたが、息子に対しての冷淡な態度や言動は、接し方が分からなかった故の自分の臆病さからであった事を認め、「すまなかったな、シンジ」と語った「碇ゲンドウ」。ゲンドウは、初めて自分の弱さを認め、偽っていた自分を「補完」したのでしょう。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ルーデル(キャラペディア公式ライター)

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