ところで、あなたはサンタクロースの存在を信じていますか。子どもの頃にプレゼントをもらった記憶、きっとあることでしょう。大きな袋にプレゼントを詰め込んで、トナカイが引くソリでやって来るおじいさん。朝目覚めると、枕元に置かれていたプレゼントは、間違いなくサンタさんからのものだったはず。
ところがいつしか気が付いてしまいます、サンタクロースの秘密に。サンタクロースがいないと思ってしまう時が来てしまうのです。だけど、サンタのいないクリスマスってつまらないと思いませんか。どうせなら、サンタさん、いることにしちゃいましょうよ。
「あなたも誰かのサンタクロース。」を合言葉に活動するNPO法人があります。その名も「チャリティーサンタ」。その活動の柱は、主に3つ。
・サンタを呼ぶ
・サンタになる
・応援する
まずはひとつ目。ボランティアスタッフの扮するサンタクロースが、クリスマスイブの夜、子供たちに「プレゼントと夢」を届けます。
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電車で移動するサンタ
ふたつ目は、あなた自身がサンタクロースになるという選択肢。あの赤い衣装を着て、子どもたちにプレゼントを届けてもらいます。
報酬は笑顔。想像してみてください、子どもたちの驚く顔、喜ぶ顔、あるいは照れてしまう顔を。子どもたちにとって、きっと忘れられない思い出になることでしょう。夢を与えるって素敵なことです。そして、そのときに見せてくれる笑顔は、あなたにとっても素敵なプレゼントとなるに違いありません。なお、サンタになる人は、事前に3時間の「サンタ講習」を受けるルール。同じ気持ちで集まった仲間たちと一緒に、訪問時を想定したロールプレイングなどを行います。
プレゼントを届けて子どもたちと交流
三つ目の選択肢は、チャリティーサンタの活動を支援すること。チャリティーサンタの活動は、サンタを呼んでくれた人たちからのチャリティー金で賄われています。また、そこで得られた収益は、日本をはじめ、世界の子供たちの支援にも使われます。サンタはクリスマスイブだけ活動しているわけではないのです。
チャリティーサンタでは、この活動に共感してくれる人からの支援金を募っています。笑顔を届けることを願い、活動を支えてくれる人は、みんながサンタクロースなのです。
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出発直前のサンタたち
クリスマスは誰のもの? 親子のもの? 恋人たちのもの? ひとりぼっちは除け者? いいえ、そんなことはありません。スタッフのひとりがこんな素敵な言葉を残しています。
「サンタクロースはくるものじゃない、なるものだったんだ。」
サンタクロースは作り話かも知れません。だけど、だからこそ、ちゃんと存在させることも出来るのです。あなたが、誰かの笑顔を見たいと望むのなら。
小さかったあの頃、あなたにサンタがいると信じさせてくれたのは誰ですか。きっとその人は見たかったのだと思います、あなたの笑顔を。今度はあなたの番かも知れませんよ。誰かのためを想う素敵な日。クリスマスをそんな1日にしてみませんか。(mixiニュース編集部)
詳しくは公式HPチャリティーサンタへ
mixi上の「NPO法人チャリティーサンタ」コミュニティはこちら
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