アプリ「マンガワン」(小学館)で連載するマンガ『モブサイコ100』がテレビアニメ化される。『ワンパンマン』の原作者・ONEが手がける人気作だけに要注目だ。
『ワンパンマン』はウェブ発の作品から、2015年秋にアニメ化され大旋風を巻き起こしているだけに、本作にも期待がかかる
『モブサイコ100』は2012年に配信サイト「裏サンデー」にて連載がスタート。2014年からアプリ「マンガワン」でも連載中だ。WEBサイトやアプリ上で読まれた回数は5800万超え、更新日に来場する読者数19万人に達するヒット作となった。
テレビアニメ版のアニメーション制作は『鋼の錬金術師』『交響詩篇エウレカセブン』『血界戦線』のボンズが担当。超能力少年・影山茂夫を主人公としたサイキック青春グラフティの映像化に挑む。
ONEさんは今回のアニメ化について「あまりの驚きに僕もまだ冷静になれていないのですが、とんでもないことが起きている気がします」と期待のコメント。「どんなアニメになるのか想像できませんが、楽しみです。待ちきれません。面白くなりそうなのでご期待ください!」とメッセージを伝えた。
ボンズの南雅彦社長は「目を閉じろ。耳をふさげ!! この熱量を感じるのだ!!! 俺は感じた!!!!」と熱い意気込みを語っている。スタッフ、キャスト、放送時期などの詳細は、「マンガワン」および『モブサイコ100』公式サイトで随時発表される。さらにアニメ化プロモーション映像も公開される予定だ。
自己表現がヘタな主人公・影山茂夫、通称・モブは超能力が使えるものの、それを封印して普通の生き方にこだわっていた。だが感情が高ぶり、その数値が100になったとき、彼の身に何かが起こる! インチキ霊能力者、悪霊、謎の組織……モブを取り巻く様々な人に囲まれて、彼はいったい何を思い、何を選ぶのだろうか。
[高橋克則]
テレビアニメー『モブサイコ100』
2016年テレビアニメ放送開始予定
[スタッフ]
原作: ONE
アニメーション制作: BONES