2015年、去年よりも健康に気をつけた人は6割以上
日本人の健康意識がますます高まっているようです。株式会社えんばく生活が、首都圏在住の20〜40代の女性307人に行った健康に関する意識調査では、昨年と比べて健康について気をつけるようになった人は65.5%に達しました。
それでは、健康のためにどのようなことを実践しているのでしょうか。昨年と比べて改善したことを聞いたところ、「毎日の食事を見直し、健康に良い食材を取り入れる」が59.2%と最多。これは、「ウォーキングやランニング(28.9%)」の約2倍でした。
今回の調査では、健康に良い食材として、どんなものに注目しているのかも質問しています。注目度1位は「グラノーラや大麦、えん麦などの穀物製品」。食物繊維の中でも、穀物由来のものを摂取することで腸内環境が整えられることが認知され、積極的に摂取する女性が増えているようです。
新登場の健康食材が流行、昔ながらの食材に対する再評価も
注目食材の第2位は「乳酸菌」。「乳酸菌+雑穀」「乳酸菌+青汁」「晩ご飯後のヨーグルト」など摂取方法にこだわっている人も目立ちました。特に乳酸菌と食物繊維は、腸内細菌とその“エサ”を同時に摂取していることになり、腸内環境を整える上でとても効果的とされています。
第3位は「ココナッツオイルなどの健康によい油」でした。美容や健康にさまざまな効果があるとして今年注目を集めたココナッツオイル以外にも、アマニ油やエゴマ油も支持する声も。また米油も新しい健康油としてヘルシー志向な女子に選ばれているようです。
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他にも、アサイーやキアヌ、青汁や酵素ドリンク、プーアール茶など、さまざまな健康食材の名前が挙がりました。これら新しい食材とともに、麦や雑穀など昔ながらの食材も再評価されています。間もなく迎える新たな年。実際にはどのような健康食材が流行するのか、目が離せませんね。(下玉利 尚明)
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