野菜摂取率と肥満度の関係
ダイエットのために野菜をたくさん食べている、という人は多いでしょう。でも、本当に効果があるの?と聞かれたら、「なんとなく身体によさそう」と曖昧になってしまうかもしれません。そこで、ドコモ・ヘルスケア株式会社が調査を実施しました。
その結果、ビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含む野菜は、栄養面に優れているだけでなく、ダイエットにも効果的ということが明らかになりました。延べ785人の食事の実態を調査したところ、痩せている人ほど野菜をよく食べていることが判明したのです。
具体的には、肥満度を表すBMI指数と野菜の摂取率を比較したところ、「痩せ・痩せ気味」の人は野菜の摂取率が76.4%だったのに対し、「普通」は64.8%、「やや肥満」は60.1%でした。「肥満」の人は56.1%で、20ポイント以上の差があったのです。
管理栄養士も野菜を多く摂ることを推奨
今回の調査では、調査対象となった人たちが管理栄養士から食事についてどんなアドバイスを受けたのかも調べています。それによると、管理栄養士が最も多く使っていた単語はズバリ「野菜」。785回のアドバイスで、「野菜」という単語は1,551回も使われており、野菜不足を指摘し、食事で野菜を摂る量を増やすように促すアドバイスが多く行われているようです。
「野菜」以外では、「朝食」「脂肪」「規則正しく」「食物繊維」などの単語がアドバイスでよく使われました。これを見ただけで、毎日の食事で気をつけるべきことかわかります。野菜を多く含む食事を「規則正しく」が、健康でスリムな身体を維持する秘訣といえるでしょう。(林 渉和子)
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