寒くて身体が冷える冬、4人に1人が冬にお腹トラブルを経験

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2015年12月15日 12:10  QLife(キューライフ)

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冬の“ゆるハラ”、その原因は?

 身体が冷えやすい冬は、お腹トラブルが起こりやすい季節。大幸薬品株式会社が15〜69歳までの男女1,200人を対象にした調査でも、冬に下痢が「よくある」「時々ある」と答えた人は24%。4人に1人が冬の“ゆるハラ”を経験していることがわかりました。

 それでは、冬のゆるハラの原因は何でしょうか。冬にお腹を壊した経験のある693人に聞いたところ、やはり1位は「冷え」でした。次いで、「お腹の風邪」「ストレスや緊張」「食べ過ぎ」「お酒の飲み過ぎ」と続きますが、興味深いのは男女で差が見られたこと。

 男性は「お酒の飲み過ぎ」が多く、30代と50代、60代で1位。忘年会や新年会など、付き合いでお酒を飲む機会が増えることで、お腹への負担が大きくなってしまうようです。一方、女性は「冷え」が圧倒的に多く、50代以外の全ての年代で1位になりました。

冬のゆるハラは受験生の大敵

 今回の調査では男性の26%、女性の18%が、普段から下痢を起こしやすいゆるハラを自覚していました。その人たちの悩みはズバリ「トイレ」。忘年会や新年会、スキー・スノボ、クリスマスや初詣など、冬のイベントでトイレに困った経験を持つ人が目立ちました。

 また、冬は受験シーズンでもあります。受験生100人を対象に、受験当日に起きてほしくない体調不良を聞いたところ、1位は「下痢」で67%。「腹痛」も65%で、「風邪」や「頭痛」を上回りました。お腹のトラブルは、受験生にとって深刻な問題のようです。

 冷え以外にも、忘年会や新年会での食べ過ぎや飲み過ぎ、受験によるストレスなど、冬のゆるハラを引き起こす原因はさまざまなことがわかりました。身体を冷やさず、暴飲暴食を避けるなどして、冬のゆるハラ対策を万全にして冬を乗り切りたいですね。(林 渉和子)

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