「元祖適当男」「芸能界一いい加減な男」の愛称(?)で親しまれる、お茶の間のアイドル、高田純次60歳。還暦を迎えた今も、決して偉ぶることなく、体を張って笑いを取りに行く(主に脱ぐ)アグレッシブさ、衰えることのない下ネタ、憎めない適当キャラで、幅広い世代から人気を集めています。
特にバラエティ番組における適当っぷりは、数々の伝説を生んでおり、近年では「あんグラ☆NOW!」、少し前では「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」などの番組で、その輝きを目に焼き付けた人も多いでしょう。
彼のお家芸である「適当節」は、近年再び脚光を浴び、関連する書籍やDVDが次々と発売されています。シリーズ第1弾は「適当手帳」という名の純次語録。2006年の発売以来、順調に増刷を重ねている人気商品です。
奥:「適当男のカルタ」 手前:「適当手帳」の表紙。「使わなくてもいいよ。買ってさえくれれば」と帯も純ちゃん風。 |
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「こんにちは、いつもステキな高田純次です。」
「ごめんなさいね、いい男で。」
といったお馴染みの適当トークが、1年365日分、毎日楽しめるこの書籍、落ち込んでいる時や仕事に疲れた時、肩の力を抜きたくなった時……思わずクスリとしてしまう、オバカで暖かい笑いが詰まった純次100%の名著です。
「手帳」と題されているものの、日付は記されていない。「思い立ったその日がニューイヤー」と言わんばかりの適当っぷり。 |
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「手帳だけでは足らない!」「もっと純次色に染めて……」という人には、撮り下ろしDVD「高田純次の適当伝説」や、ことわざを純次流にアレンジした書籍「適当男のカルタ」、対談集「適当論」などがオススメ。
中でも、精神科医の和田秀樹との対話である「適当論」では、適当とは一体何なのかを、ユーモアを交えながら「真剣」に考察。チャランポランでも愛されるためにはどうしたらいいのか、生き方上手になるためには何をしたらいいのか……「適当男」が大いに語っています。
そもそも「適当」には、「いい加減・無責任・ぞんざい」を指すマイナスの意味と、「良い加減である・程良い・ふさわしい」のプラスの意味とがあります。
下ネタを振りまき、おバカな笑いをくり出すことによって、世の中に幸せを運ぶ「純ちゃん」は、まさに適当の両方の意味を兼ね備えた「良い加減にいい加減な」人と言えるでしょう。ちなみに前述の「適当手帳」には、
「人生はバランス。
最終的にはプラスマイナスゼロになるのよ」
のような含蓄のある言葉も。笑いの山に埋もれた光るフレーズ、自分だけの名言を探してみるのも一興かもしれません。
新年早々に失敗してしまい、「もう今年も終わった」なんて気落ちしている人にこそお薦めしたい、高田純次の「適当」な生き方。まずは「手帳」を片手に、笑って新年をスタートしてみてはいかが?(編集/執筆:mixiニューススタッフ)
「適当男のカルタ」より。イラストは純ちゃん本人の手によるもの。 |
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関連サイト:
1000ネタ大行進★高田純次 発言集1150選:http://ww6.enjoy.ne.jp/%7Eare/takada.html
高田純次検定:http://www.kentei.cc/modules/kentei/detail.php?kid=1266
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