DeNA・山崎康は大丈夫? 新人抑え投手に多い2年目のジンクス

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2016年01月02日 16:40  ベースボールキング

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2年目の今季も活躍が期待されるDeNAの山崎康晃[BASEBALLKING]
昨年、新人シーズン最多記録となる37セーブを挙げ、セ・リーグ新人王に輝いた山崎康晃(DeNA)。2年目の今季も守護神として活躍が期待される山崎康だが、不安点もある。それは、1年目に20セーブ以上挙げた抑え投手が2年目のジンクスに陥っているケースが多い事だ。

 山崎康が塗り替える前の新人シーズン最多セーブ記録保持者の与田剛は、1年目に31セーブを挙げ、山崎康と同じように新人王のタイトルを受賞した。更なる活躍が期待された2年目は、防御率は1年目の3.26から3.18と良くなったが、故障の影響もあり、セーブ数はわずかに2。登板数は50試合から29試合に減少した。

 1年目に28セーブを挙げた三瀬幸司の2年目は、春先から好調で、4月時点で二ケタセーブを記録。安定感抜群で、1年目以上のセーブ数を挙げると思われた。しかし、5月以降は制球を乱す場面も多くなり、シーズン途中に同期入団の馬原孝浩に抑えの座を奪われている。

 故障や不振で思うような結果を残せなかった投手が多い中、ルーキーイヤーに22セーブを挙げた牧田和久(西武)は先発に転向して、二ケタ勝利を挙げた。1年目も春先に先発を務めていた牧田は、配置転換に動じることなく、チーム最多の13勝をマークしている。

 2年目に苦しんでいる投手が多い中、山崎康はジンクスを跳ね除けるような投球を見せることができるだろうか。

【1年目に20セーブ以上挙げた抑え投手の1、2年目の成績】
与田剛(中日)
1年目:50試 4勝5敗31S 防3.26
2年目:29試 0勝3敗2S 防3.18

三瀬幸司(ダイエー)
1年目:55試 4勝3敗28S 防3.06
2年目:54試 2勝2敗18S 防4.73

永川勝浩(広島)
1年目:40試 3勝3敗25S 防3.89
2年目:22試 3勝4敗4S 防7.99

牧田和久(西武)
1年目:55試 5勝7敗22S 防2.61
2年目:27試 13勝9敗0S 防2.43

三上朋也(DeNA)
1年目:65試 1勝4敗21S 防2.33
2年目:21試 1勝1敗0S 防0.81

山崎康晃(DeNA)
1年目:58試 2勝4敗37S 防1.92
2年目:?

このニュースに関するつぶやき

  • 1年目の疲れが2年目に来るからかもしれません。抑えは登板過多になりやすいので選手生命も短いですからね。  岩瀬も去年はとうとう1軍に上がれませんでした。でも岩瀬は頑張った方です。
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