R2-D2より有用!? 近い将来セグウェイは乗り物ではなく、ドロイドになるかも

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2016年01月09日 11:30  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

セグウェイには、興味がなかった。でも、こいつなら話は別だ!

これまでのセグウェイは乗り物だった。筆者は歩くのも走るのも好きだし、体力もあるので必要なかった。

しかし、最近発表されたセグウェイの試作機は、まったく別のカテゴリーのデバイスとなっている。

まるで『R2-D2』のように勝手についてきたりするのだ。

顔があるセグウェイ

セグウェイ社は、2016年中に、デベロッパーに対して、ソフト等開発用の試作機を出荷することを目指しているという。

この新型セグウェイ、従来のセグウェイと同様に乗ることもできる。この点では、『R2-D2』よりも有用だ。

そして、頭部にはスマートフォンのようなディスプレイを備えている。まるでロボットの“顔”のように。

ディスプレイの上部には、深度センサーや対象物追跡用の魚眼レンズ、そして撮影用カメラなどが搭載されている。対象物を3Dで認識することができるのだ。

そしてこの『セグウェイ・ロボット』は、ひとが乗らなくても自身でバランスをとり、移動することができる。オーナーを認識して後からついてくることもできる。


動画を別画面で再生する

機能拡張にも対応

『セグウェイ・ロボット』は、ほかのスマートデバイスと通信して、連動して動くこともできる。

例えば、出先でスマートフォンを通して『セグウェイ・ロボット』が撮影している、自宅の中の様子を見ることもできる。

また『セグウェイ・ロボット』は、マイクロフォンを備えていて、音声による指令を聞いて動くこともできる。

アンドロイドをプラットフォームとしているので、デベロッパーにとっては関連ソフトの開発が容易だ。

また、アクセサリーをつけて機能を拡張できるようにということも考えられている。

モーター出力は800W。時速18km/h出すことが可能で、航続距離は最大30kmだ。

この『セグウェイ・ロボット』で圧倒的に期待できることは、その機動力だ。既に、セグウェイはモビリティとしてさまざまな場所で採用されている。そのノウハウが生かされれば、信頼性は高い。

それだけが理由だろうか? 動画を見ると、これまでのパートナー・ロボットの類と比べて、“ドロイド感”が強い。道案内どころか、犬の散歩や郵便の投函くらいなら、できそうなくらいの期待感を覚える。

この『セグウェイ・ロボット』を見ると、急速にパーソナルなロボットの普及が現実的に感じられてきた。

【参考・画像】

※ SEGWAY

【動画】

※ Segway’s Personal Robotic Project Unveiled – YouTube

このニュースに関するつぶやき

  • 日本が開発・発売したら、どっかの国が兵器に転用…云々言いそうだね( *´艸`)プププ…
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