生存率向上に世界が注目“沈黙の臓器”のがん治療に挑み続ける外科医に密着

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2016年01月10日 06:12  TVerプラス

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1月10日(日)23時放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)では、肝臓・胆道・すい臓のがん治療に挑み続ける外科医・上坂克彦に密着する。

早期発見、早期治療により不治の病というイメージが薄れてきた“がん”。だが一方で、肝臓・胆道・すい臓は自覚症状の乏しさから“沈黙の臓器”と呼ばれ、未だ治療が困難とされている。昨年9月、女優の川島なお美さんが亡くなった胆管がんもその一種で、5年生存率が低く再発率が非常に高いのが特徴だ。

こうしたがんの治療に挑み、生存率を飛躍的に高めたことで世界から注目を集めているのが、肝・胆・膵外科医の上坂だ。「良いがん医療をしたい」の一念で、開業13年の静岡がんセンターを、全国トップレベルの治療拠点にまで牽引した手腕の持ち主である。

そんな上坂のもとに、難易度の高い「肝門部胆管癌」(肝臓内部のがん)を患っている71歳患者が駆け込んで来た。現役医師であるこの患者は、地元の大病院では手術を断られてしまったという。確かに現状ではがんが広がりすぎて、とても手術ができる状態ではなかったが、上坂は何とか手術ができるよう事前治療を施し、1ヶ月後ついに手術にこぎ着けた。

他院で無理と診断された患者でも、自分ができると信じれば果敢に挑む。“治らないがん”を“治るがん”にすべく挑戦し続ける、上坂の怒濤の日々をカメラが追う。

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  • 喫煙者が膵臓がんになる確率は非喫煙者の3倍程度とされている。つまり膵臓がんの患者の4人に3人は喫煙者ということ。
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