【魅惑のギャンブル場メシ】ギャンブル場メシの最高峰!?劇ウマB級グルメの決定版、多摩川競艇場の「牛炊(ぎゅうすい)」

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2016年01月11日 05:00  GOTRIP!

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老若男女が己の人生を賭して戦う場所、それが「鉄火場」。

そんな様々な人生の点と線とが交差する「鉄火場」には、様々な人々の「熱」がマグマのようにふつふつと溢れている。

そんな「鉄火場」には、「人生の熱」を冷ますためのような、一服の清涼剤のようなグルメがあることをご存知だろうか。

今回は都内から行くことができる「鉄火場」、多摩川競艇場の「牛炊(ぎゅうすい)」をご紹介したい。

・東京都府中市にある鉄火場
今回ご紹介する多摩川競艇場は、東京都府中市にある。京王線「多磨霊園」駅およびJR武蔵野線・南武線「府中本町」駅から無料バスもしくは西武多摩川線「競艇場前」駅から簡単に行く事ができる場所だ。東京競馬場も近くにあるため、東京の鉄火場の中でも非常に「熱い」場所とも言える。

・知っておきたい多摩川の歴史
ところでなぜこの場所に競艇場ができたのか?という事をご存知だろうか。その理由は東京の急速な都市化に求める事ができる。実はこのあたり一帯の鉄道は、1910年(明治43年)に「東京砂利鉄道」として開業したのが始まり。その目的はコンクリートの原料である大量の砂利。日本の急速な近代化に伴い必要となったコンクリートの原料である砂利は、多摩川の良質で豊富な砂利によってまかなわれていたとのこと。その砂利を運搬するためにできたのが、「東京砂利鉄道」であり、現在の京王線やJR線、東急線、そして西武線であることを知っておきたい。つまり、ここ多摩川競艇場の場所には様々な歴史があり、その歴史の上に今があるのだ。

・多摩川名物「牛炊(ぎゅうすい)」
そんな日本の成長の歴史がベースとなっている多摩川競艇場の名物が今回ご紹介する「牛炊(ぎゅうすい)」だ。香味野菜と牛テールをじっくりコトコトと煮込んだダシと、牛テールをほぐした物をトッピングしてご飯にかけただけのシンプルな料理だ。しかしながら、あっさりとした口当たりながらコクのある牛テールスープは、まさにあと引く味わい。これだけを食べにいくためだけに多摩川競艇を訪れてもいい、とさえ思ってしまうほどのウマさだ。

・1度で3度美味しい、それが「牛炊(ぎゅうすい)」
そのまま食べても美味しいのだが、トッピングを加えてさらに美味しく食べる事ができる。まずは添えられたキムチ。酸味と辛みがかなり強いキムチを牛炊(ぎゅうすい)にプラスすると、牛炊は極上の牛テールのクッパへと変身する。あっさりとコクのある牛テールに、キムチのウマミと辛み、そして酸味が加わり、よりウマさが広がっていくのだ。さらに加えると美味しいのがニンニクだ。極上の牛テールのクッパをよりパンチのある味わいへと昇華させてくれる。

明治時代から様々な変遷と歴史を経て、今や競艇場として親しまれている「多摩川競艇場」。

もし時間があれば多摩川競艇に出かけてみてはいかがだろうか?

そこには、多摩川競艇だけが持つノスタルジーとここでしか食べる事ができない絶品ギャンブル場メシ「牛炊(ぎゅうすい)」が待っているに違いない。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

場所:平和島競艇場
アクセス:京王線「多磨霊園」駅およびJR武蔵野線・南武線「府中本町」駅からシャトルバルで約5分程度
西武多摩川線「競艇場前」駅から徒歩3分程度
HP:http://www.boatrace-tamagawa.com/modules/tamatano/?page=index_access
















このニュースに関するつぶやき

  • そこまで書いておいてなぜ「鉄火巻」に言及しないのか。各地のギャンブル場メシが鉄火巻やサンドイッチのように定着すれば面白いです。
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