【全国地域別】2016春シーズンの花粉飛散 九州北部では前年比約2.5倍にも

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2016年01月13日 14:00  QLife(キューライフ)

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2月初めから関東や九州を中心に飛散が始まる予想

画像はリリースより

 株式会社ウェザーニューズが2016年春の花粉シーズンにおける全国の“スギ・ヒノキ花粉飛散”傾向を発表しました。2016年春シーズンの花粉飛散量は、全国的に平年より少なめの予想ですが、西日本では前年の約2.5倍となる地域もあります。

 2016年春は2月初めから関東や九州を中心にスギ・ヒノキの花粉飛散が開始。その後、2月中旬にかけて、東〜西日本の広範囲で飛散が始まり、3月中旬にかけて飛散エリアは東北へ拡大していく見込みです。飛散開始後、7〜10日間程で飛散が本格化し、3月中には西〜東日本の広範囲で飛散のピークを迎えそうです。

地域別花粉飛散傾向 西日本で前年を上回る地域が多数

◆東北北部 3月下旬〜4月上旬がピーク
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比82%程度。3月上旬にはスギ花粉の飛散が始まり、3月下旬〜4月上旬が花粉飛散のピークとなる見込みです。

◆東北南部 2回に分けてピークが。油断は禁物
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比80%程度。2月中旬に太平洋側から花粉が飛び始め、3月初めにかけて日本海側でも飛散が開始する予想です。飛散開始から、7〜10日間程で本格的な飛散シーズンに突入、3月中旬に飛散のピークとなる見込みです。その後、一時的に飛散量が少なくなりますが、寒気が過ぎ去る4月中旬には再び増加。大量に飛散する日もありそう。

◆関東 2月初めから飛散開始。早めの対策を
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比80%程度。2月初めからスギ花粉の飛散が始まり、7〜10日間程で本格的な花粉飛散シーズンに突入、3月上旬〜中旬がスギ花粉飛散のピークとなる見込みです。スギ花粉のピークが過ぎた後は次第にヒノキ花粉が飛び始め、4月上旬にはヒノキ花粉の飛散がピークを迎える地域が多くなる予想です。

◆北陸・長野 3月中旬〜下旬がスギ花粉飛散のピーク
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比90%程度。2月下旬に、スギ花粉の飛散が始まり、7〜10日間程度で本格飛散シーズンに突入、3月中旬〜下旬がスギ花粉飛散のピークとなる見込みです。ヒノキ花粉のピークは4月上旬〜中旬になりそうですが、もともとヒノキの少ない地方のため、それほど多くは飛散しません。

◆東海・山梨 静岡・三重など海沿いでは2月初めに飛散開始
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比82%程度。2月初めから静岡県や三重県でスギ花粉の飛散が開始。2月中旬にかけて内陸でも飛散が開始する予想です。3月上旬〜中旬がスギ花粉飛散のピークで、ヒノキ花粉は4月上旬にピークを迎えそうです。

◆近畿 京阪神では2月中旬、北部では2月下旬に飛散開始
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比139%程度。2月初めには南部でスギ花粉の飛散が開始。次第に北上し、京阪神では2月中旬、近畿北部では2月下旬に飛散開始となる見込みです。3月上〜中旬がスギ花粉飛散のピークとなる予想で、ヒノキ花粉は4月上旬に飛散量のピークを迎える地域が多くなりそうです。

◆山陰 前年比137%の飛散量で要注意
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比137%程度。2月下旬からスギ花粉の飛散が始まり、3月中旬がスギ花粉飛散のピークとなる見込みです。また、ヒノキ花粉は4月上旬にピークを迎える地域が多くなる見通しです。

◆山陽 山口県では2月上旬から飛散開始
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比114%程度。山口県内の早いところで2月上旬から、その他のエリアでは2月中旬からスギ花粉の飛散が開始、3月上旬〜中旬がスギ花粉飛散のピークとなる予想です。ヒノキ花粉は3月下旬〜4月上旬にピークを迎える地域が多くなる見通しです。

◆四国 前年比210%の飛散量となる地域も
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は前年比167%程度。2月初めからスギ花粉の飛散が始まり、2月下旬〜3上旬がスギ花粉飛散のピークとなる見込みです。ヒノキ花粉は3月中旬〜下旬に飛散量がピークを迎える地域が多くなる予想です。

◆九州 北部では前年比2倍以上の飛散量の地域も
スギ・ヒノキ花粉の飛散量は北部で前年比209%程度、南部で前年比110%程度。2月上旬からスギ花粉の飛散が始まり、2月下旬がスギ花粉飛散のピークとなる見込みです。ヒノキ花粉は、3月中旬〜下旬に飛散量がピークを迎える地域が多くなりそうです。

(QLife編集部)

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