シーズン終了後の契約交渉で双方合意に至らず、年俸調停を申請していた田沢。本人が「代理人に一任」と語った交渉では、球団に対して年俸415万ドル（約4億8500万円）を希望していたが、球団側の提示は270万ドル（約3億1500万円）と開きがあり、金銭面で折り合いがつかなかったと報じられている。
今回は球団側が新たに年俸337万5000ドル（約3億9400万円）を提示し、田沢側がこれに合意。年俸調停を回避し、レッドソックスに残留することが決まった。
2013年と2014年シーズンはともに71試合に登板するなど、フル回転でブルペンを支えてき田沢。昨シーズンは8月以降に調子を落としたこともあり、現地時間9月11日の試合を最後にシーズンを終えたが、それでも61試合に登板と3年連続で60試合以上に登板。チームのために投げ抜いた。
『MLB.com』によると今シーズン終了後にはフリー・エージェントとなることも報じられており、今年も安定したはたらきを見せることができれば、来季以降の年俸が高騰してくることも予想されている。デビューから8年目を迎える今シーズンは、田沢にとって“勝負の一年”となりそうだ。
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・出身：神奈川県
・生年月日：1986年6月6日（30歳）
・投打：右投右打
・ポジション：投手
[昨季成績] 61試（58回2/3） 2勝7敗3セーブ 防4.14 WHIP1.33
[MLB通算] 249試（262回1/3） 14勝18敗4セーブ 防3.72 WHIP1.27
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