2試合連続で5得点を叩き出した新生レアル・マドリード。ジネディーヌ・ジダン氏が指揮官に就任しての新たなるリスタートに明るい話題も多かったのだが、先週末に行われたスポルティング・ヒホン戦では先発出場していたウェールズ代表MFギャレス・ベイルとFWカリム・ベンゼマがともに負傷交代となってしまった。
ベイルはジダンが信頼を寄せる一人であり、初陣となったデポルティーボ戦でもハットトリックを記録するなど結果を残していた。
イギリスメディア『BBC』によればベイルは右足のふくらはぎを痛めようで、3週間ほどの離脱となるようだ。そんなベイルの負傷にジダン監督は頭を痛めたに違いないが、この時のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのある態度に納得していなかったようだ。スペインメディア『マルカ』など各メディアが伝えている。
ベイルが負傷した際、ジダン監督はベンチメンバーであるFWヘセ・ロドリゲスとJ・ロドリゲスにアップに向かうよう指示し、両選手はこれに従いすぐにアップをスタートさせた。
そしてベイルがプレー続行不可でることを知ったジダン監督はヘセを呼んだのだが、ここでJ・ロドリゲスはベンチに戻ってしまったようだ。どうやらジダン監督はJ・ロドリゲスがウォーミングアップを続けていると思っていたようで、勝手にベンチに戻ってきたJ・ロドリゲスに対して不信感を示すようなジェスチャーを見せたのだ。
さらにピッチ脇を指さし再びアップに向かうような指示を出し、険しい顔をしていた。結局ジダン監督はこの後、スペイン代表MFイスコに替えてJ・ロドリゲスを投入したのだが、ちょっと気になるシーンではある。
なお、ジダン監督が率いたこれまでの2試合で、J・ロドリゲスはいずれも途中出場となっている。
(記事提供:Qoly)