不在票いらず!ヤマト運輸、LINE公式アカウント開設。物流サービスの新ステージへ

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2016年01月23日 06:00  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

LINEというメッセンジャーアプリは、日本では驚異的な普及を遂げた。

実を言うと、LINEは日本と韓国を除くとメジャーとは言いがたい。東南アジアの若者の間では人気だが、世界の主流はやはりFacebookメッセンジャーかWhatsAppだ。

ただ、いずれにせよ、メッセンジャーアプリは、もはや各分野のビジネスを左右するほどの存在になっている。日本ではLINEという前提なしに、ビジネスを語ることはできない。

特に運送業界では、こうしたメッセンジャーアプリとの連携が急ピッチで進められている。

不在票はもういらない

宅配大手のヤマト運輸は、1月19日からLINEとの連携サービスを開始した。

昔は荷物の受取人が留守にしている場合、隣家の住人にその荷物を預かってもらっていた。だが今では、そういうこともしなくなった。代わりにポストに投函された不在票を見て、ドライバーに電話をかけるという、少々面倒な作業をするようになっている。

此度のヤマト運輸とLINEとの事業は、こうした手間を省くものとして期待されている。

受け取り日時、場所の確認や変更、もちろん荷物の配送依頼もLINEで行なうことができる。

物流と情報

こうして見ると、メッセンジャーアプリと運輸業界は非常に親和性が高い。

LINEはすでに日本交通と配車サービスを始めているし、最近ではFacebookメッセンジャーとUberがそれと同じコンセプトの事業を始めた。

物流とは、情報網でもある。「この荷物を運ぶトラックは今ここにいる」という情報を発送者、受取人、そして業者が共有する。

それが達成されてこそ、円滑な物流が実現するのだ。

【参考・画像】

ヤマト運輸公式サイト

※ Graphs / PIXTA

※ Lucky Business / Shutterstock

このニュースに関するつぶやき

  • 太るっす?まあそれはいいんだけど。どのくらいのタイミングと精度で到着時間が予測できるかが鍵だよね。あんまり直前だったり14時±2時間みたいなアバウトさでも意味無いしww
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