受験シーズンまっただ中!子どもを気づかう母の愛
今年も受験シーズンがやって来ました。体調を崩しやすい季節でもあり、受験生の親としては子どもの健康管理が気になるところ。実際、マルハニチロ株式会社が子どもの受験を経験した母親を対象に行った調査では、その多くが食事や健康維持の面で子どもをサポートしていることがわかりました。
この調査は、最近5年以内に子どもが受験をした30〜50代の母親1,000人に実施。食事で気を付けたのは「栄養バランス」が48.6%で最も多かった一方、「楽しく食事をする」も3割を超えるなど、食事で気分転換ができるよう気をつかった親も多いようです。
また、食材で受験生を応援した母親も。記憶力や学習能力を高めるといわれるレシチンが含まれる納豆や豆腐、DHAを多く含むサバやサケ(サーモン)などを使った食事を作たり、目の疲れに効果があるとされるブルーベリーを食べさせたりしたとの回答が目立ちました。
夫婦円満も受験成功の隠れた秘訣?
食事でゲン担ぎをした親も多く、受験日前夜や当日に用意したメニューはとんかつが最多。次いでカツ丼、カツカレーと試験で勝つという願いを込めたメニューが並びました。また納豆(ネバーギブアップ)やウィンナー(勝者)など、ひとひねりした食品をメニューに加える母親も。
子を思い、あの手この手で受験生を応援する母親。一方、父親の対応はどうでしょうか。「夫は子どもの受験に協力的」と答えたのは43.8%で、「協力的でない」の21%を大きく上回りました。また72.1%が「夫婦喧嘩は子どもの受験に悪影響を与える」と考えていることもわかりました。
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さらに59.8%が「夫婦円満は合格率を上げると思う」と回答。夫婦関係が受験の成否を左右すると考えている母親が多いようです。家庭を明るく保ち、食事でサポートする、そんな親の気遣いがあれば、受験生も落ち着いて勉強できるということですね。(林 渉和子)
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