チェルシーのキャプテンを務める元イングランド代表DFジョン・テリーが、今シーズン限りで同クラブを離れることが決定的となった。1月31日、イギリスメディア『BBC』など複数メディアが報じている。
現在35歳のテリーは1995年にチェルシーの下部組織に入団し、1998年にトップチームへ昇格。2000年にノッティンガム・フォレストへ短期間のレンタル移籍をしたが、それ以外はキャリアのすべてをチェルシーで過ごしており、これまで公式戦696試合に出場。プレミアリーグを4度制し、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグでも優勝を果たすなど、チェルシーに数々のタイトルをもたらしてきた。
ところが同紙によると、テリーは「理想はここに留まることだった。だけどクラブは別の方向に向かっている」と、今シーズン限りで満了を迎える契約をクラブ側が延長しない意向であると説明。「おとぎ話のような結末にはならない。僕はそれを乗り越えるのに数日かかったけど、チェルシーで引退するつもりはない」と、別のチームで現役を続ける意思を示している。
そして気になる新天地については、「ほかのプレミアリーグのクラブのためにプレーすることはできない。別の場所になるよ」と、イングランド国外への移籍になるだろうと明かした。