ユニ・チャームとエフシージー総合研究所が調査を実施
肌の調子やお化粧のノリは、毎日のスキンケアが重要。ユニ・チャーム株式会社と株式会社エフシージー総合研究所は、化粧用コットンに化粧水をしみ込ませ、顔の汚れや古い角質をふき取る「ふき取りケア」が肌にどのような効果があるか検証しました。
33歳から38歳の女性15人を対象に2週間、朝晩の日常のスキンケアにふき取りケアを導入して、その効果を検証しました。具体的には、顔を半分に分け、化粧水を含ませた化粧用コットンによるふき取りケアを片側だけ行い、肌状態に違いが表れるかを評価しました。なお、日常のスキンケアステップやスキンケアで使用するアイテムはまったく変更していません。
そして、検証開始から2週間後、ふき取りケアをした側としない側の肌状態を自己評価してもらいました。すると、「しっとり感」「すべすべ感」「肌のキメ」「肌の弾力」「毛穴」「化粧のり」などにおいて、ふき取りケアをした方が良い効果を感じるという回答が多かったのです。
水分量の計測でも効果を確認
同じく2週間後に、「ふき取りケア後の肌感触」をそれまでと比較してもらいました。すると、「しっとり感」「もちもち感」「柔軟感」「なめらか感」「ざらつき感のなさ」「さっぱり感」「たるみ引き締め感」「毛穴の引き締め感」などで良くなったという評価に。
また、自己評価だけでなく、肌水分量の計測でも効果が見られました。ふき取りケアをした側の肌水分量は、2週間後には130%に増加。また、肌の乾燥や肌荒れと関係がある角質細胞の重層剥離についても、ふき取りケアをした方には改善傾向が見られたといいます。
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今回の検証では、多くの被験者がふき取りケアによる肌状態の改善を実感することができました。ただし、ふき取りケアでは肌に負担をかけないコットンを使うなど、コットン選びが大切。そのうえで、ふき取りケアを毎日のスキンケアに上手に取り入れたいですね。(林 渉和子)
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