アスレティック・ビルバオに所属するU−21フランス代表DFエメリック・ラポルテが、同クラブ残留の意向を強調した。フランスメディア『TeleFoot』でのコメントを、スペイン紙『スポルト』が7日に報じている。
ラポルテは1994年生まれの21歳。アスレティック・ビルバオの下部組織出身で、2012年にトップチームに昇格した。年代別のフランス代表にも名を連ね、今シーズンはリーガ・エスパニョーラ第23節終了時点で19試合に出場するなど、チームの主力として活躍を続けている。
ここ数年、強豪クラブからの関心を報じられているラポルテだが、自身はアスレティック・ビルバオとの契約を全うする意向を持っているようだ。報道によると、ラポルテは「バルセロナは世界で最も主要なクラブの1つだが、仮にオファーが来たとしても自分はそれを断るだろう。今シーズン中も開幕前も、彼らから獲得の意思表示は届いていないけど、そもそも自分は(移籍に)関心がないんだ」と話している。
かつてバルセロナやバイエルンからの関心を報じられたラポルテ。『スポルト』によると、現在はマンチェスター・Uが同選手の獲得に興味を示している。また昨年末には、来シーズンからマンチェスター・Cの指揮官に就任することが決まっているジョゼップ・グアルディオラ監督が補強候補の1人に挙げたとスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報道している。