レアル・マドリードに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、今シーズン終了後に同クラブを退団する可能性が出てきた。スペイン紙『スポルト』が9日に報じている。
報道によると、レアル・マドリードはJ・ロドリゲスのパフォーマンスについて、“継続性”を非常に厳しく検討している。同選手は昨シーズン、リーガ・エスパニョーラ29試合出場13得点を記録したものの、加入2年目の今シーズンはリーグ戦第24節終了時点で14試合出場4得点にとどまっている。
同紙は、J・ロドリゲスの才能に疑いの余地はなく、メディアからの注目度も高いことから、フロレンティーノ・ペレス会長が重要視する要素を兼ね備えていると言及。そのうえで、2010年から2013年まで所属したドイツ代表MFメスト・エジル(現アーセナル)の“二の舞”を避けたいとクラブ側が考えていると報じた。
エジルについて同紙は「最後まで安定したパフォーマンスを見せず、結局はアーセナルへ移籍することとなった」と記述。同選手の時のような忍耐強さをもってJ・ロドリゲスのパフォーマンス向上を待つことはないとの見通しが報じられている。
J・ロドリゲスは、ジネディーヌ・ジダン監督の就任後2試合はベンチスタートだったものの、最近3試合では先発メンバーに名を連ねている。