松坂屋名古屋店の第3期改装が4月完了、北館をメンズ中心の新名称「ジェンタ」に

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2016年02月16日 19:42  Fashionsnap.com

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外観イメージ Image by: 松坂屋名古屋店
松坂屋名古屋店が、約33億円を投資して昨年春から段階的に実施してきた第3期改装計画を今春完了し、4月21日にグランドオープンする。最終段階として、本館6階にリビングフロアを移設するほか、北館の名称を「松坂屋 GENTA(マツザカヤ ジェンタ)」に一新。メンズを中心とした大人のファッションフロアに生まれ変わる新・北館1〜3階のブランドラインナップが発表された。

名古屋松坂屋が北館を新名称「ジェンタ」にの画像を拡大

 北館の新名称「GENTA」は、Gentleman(=紳士)とAdult(=大人)を掛け合わせた造語で、「上質で高感度なものを求める大人のための館」として、1〜5階それぞれのフロアコンセプトにはG・E・N・T・Aの各アルファベットを用いた。1〜3階はメンズが軸の「大人のファッション」フロア、4 階は国内トップクラスのゴルフウェアを揃える「ゴルフ&スポーツ」フロア、5階はハイクラスな着こなしに合う装身具を国内外から集めた「ジュエリー・ウォッチ」等のフロアで構成する。外観や内装は、デザイン事務所のSO,u(ソウユウ)が手がけ、木目調のファサードで公園や並木と一体感を持たせると共に、館内はグリーンを多く採用し、2〜4階の中央にはゆったりとしたレストスペースを設置。2・3階は営業時間を30分延長する(予定)。
 1〜3階のファッションフロアのうち、1階は特選ブティックと紳士洋品雑貨が中心で、「モンクレール(MONCLER)」の国内最大級の メンズオンリーショップや名古屋地区最大の「セリーヌ(CÉLINE)」ウィメンズショップ、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のメンズ・ウィメンズ複合ショップ、「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)」の雑貨オンリーショップを導入。紳士バッグ・革小物と紳士靴は共に中部地区最大級のラインナップで、それぞれ全66ブランド、全88ブランドを取扱う。2階はラグジュアリーな紳士服と旅行用品を揃え、「トムフォード(TOM FORD)」の名古屋1号店や「ベルスタッフ(BELSTAFF)」の日本第1号店、「ボルサリーノ(BORSALINO)」、「サムソナイト・ブラックレーベル(Samsonite Black Label)」、「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」を展開。3階ではビジネスウェアやカジュアルウェアに加え、シャツを充実させた紳士洋品雑貨、リラクシングウェアを含めた紳士肌着をラインナップする。サービス面も拡充し、「メンズファッションコンシェルジュ(仮称)」を5名、「シューフィッター」「シューコーディネーター(社内資格)」を3名、ワイシャツコーナーに色彩検定2級資格保有者を3名配置。1階には、靴、かばん、革小物のリペアコーナー、3階には紳士服のリフォームショップ「お直しラボ」を新たに設置する。
 なお、今春オープンするエリアは、第3期改装計画全体の1/3に相当する約8,200平方メートルで、約17億円を投資。改装効果で約40億円の増収(2016年度)を目指す。

このニュースに関するつぶやき

  • これだけ大規模な改装をしているのに、売り上げが極微減で済んでいるということは、改装後はグイグイっと伸びましょうか。しかし庶民に縁遠いデパートだった松坂屋本店も随分と柔らかくなりましたですね。
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