パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、今夏の移籍市場でプレミアリーグのクラブに移籍する可能性を示唆した。イギリス紙『ミラー』が17日付で報じている。
パリ・サンジェルマンで公式戦162試合に出場し、134得点を記録している34歳のイブラヒモヴィッチ。パリ・サンジェルマンとの契約が今シーズン限りで満了となるため、退団が間近とみられており、来シーズンからどのクラブでプレーするのかに注目が集まっている。
報道によると、プレミアリーグ入りの可能性について尋ねられたイブラヒモヴィッチは、「俺はまだここ(パリ・サンジェルマン)での契約が3カ月残っている。その後、どうなるかって? 何か大きなサプライズが起きるかもしれない。何が起こるか見てみよう」と、答えている。さらに、プレミアリーグでプレーする魅力について訊かれると、「そこでプレーするために十分なほど、身体の調子を整えている。それだけ言っておこう」と、コメントしている。
また、イブラヒモヴィッチが敬愛するジョゼ・モウリーニョ氏がマンチェスター・Uを来シーズンから指揮する可能性が高まっていることから、仮にプレミアリーグ入りが実現する場合は恩師が指揮する同クラブが移籍先として濃厚だと報じられている。今夏にはフリートランスファーで獲得できるので移籍金がゼロになる一方、20万ポンド(約3300万円)を超える週給を準備する必要があるという。なお、マンチェスター・U以外にも、チェルシーやアーセナルがイブラヒモヴィッチ獲得に関心を持っている模様だ。