生理前、3割が「イライラ・怒りっぽい」最もつらく
多くの女性が毎月のように悩まされている生理。その症状や痛みの強さは人それぞれです。そこで株式会社アムタスは、同社の公式サイト「女性の悩みクリニック」の会員200人を対象に生理に関する実態調査を行いました。
生理前のめまいやイライラといった「生理前症候群(PMS)」について、一番つらい症状を尋ねたところ、「イライラする・怒りっぽくなる(28%)」が最多でした。中には恋人や夫、子どもに八つ当たりしてしまい、感情を抑えられない自分にさらにイライラしてしまうという人もいるようです。
続いて、「下腹部痛(13%)」「疲労・倦怠感(11%)」「眠くなる(10%)」「胸が張る、乳房が痛む(8%)」「頭痛・めまい(8%)」など。一方で、こういった症状が一切ないという人もいました。
「漏れ対策」に気を配るのは約半数 仕事中や就寝時は特に
生理のときに気を付けていることとしては、やはり「漏れ対策(46%)」が断然多く、特に仕事中や就寝時には悩みの種となっているようです。次いで、「痛みなど体調不良についての対策(32%)」「ニオイ対策(6%)」などの回答も挙がりました。一方で、「気を付けていることはなにもない(8%)」という人も。
また、生理痛が我慢できないほどつらいときの対処法は、半数以上が「薬に頼る(58%)」と回答。このほかには、「カイロなどで身体を温める(16%)」「寝る(13%)」などが挙げられています。
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生理痛がひどいときは休んでいたいというのが本音。でも、なかなかそうできないのが現実なのかもしれません。ただ、あまりにも症状が重い場合は、子宮や卵巣の病気のサインの可能性もあるため、同社は一度、婦人科や産婦人科を受診することをおすすめしています。(林 渉和子)
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