「髪」を見る目は他人にも自分にもシビア!
画像はリリースより第一印象に大きな影響を与える見た目。大切なのは「顔」や「肌」と思いがちですが、「髪」も重要な判断基準のようです。株式会社小学館が実施した調査では、回答者の約8割が、第一印象で「素敵だな」と思う人は「髪」がきれいと答えており、「肌」の次に多かったのです。
これは、雑誌「美的」の読者271人を対象にした調査で、他人の髪のどこに「疲れ」や「年齢」を感じるかも聞いています。すると「パサつき」が最も多く、「白髪」「薄毛」「ボリュームが少ない」「分け目が目立つ」と続きます。他人の髪をシビアな目で見ていますね。
一方、自分の髪について悩みを抱えている人も多く、87.5%が自分の髪に「満足していない」と回答。加齢によって髪の悩みが変化する人も多く、特に30代になると「白髪」「パサつき」「抜け毛・薄毛・分け目が目立つ」といったことに悩む人が多く見られました。
髪の悩みや髪質にあったケアを
では、悩みを解消するためにどんなケアをしているのでしょう。「オイルケア」が最も多く、「トリートメント」「シャンプーやリンスにこだわる」と続きます。これらはいずれも髪のパサつきを抑えるケアで、薄毛や分け目を解消するケアは足りないようです。
ヘアメイクアーティストの冬木慎一さんは、悩みに合わせてケア商品やスタリングを変える必要があると指摘。分け目や薄毛が気になる人は毛穴の汚れをしっかり落とし、髪に栄養を与え、ヘッドマッサージをしてから乾かすとボリュームが出る、とアドバイスしています。
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一方、パサつきやうねりが気になる人には、髪の縮れを落ち着かせる「酸性トリートメントストレート」というケアを勧めています。なでつけるように乾かすなど、スタイリングでもボリュームダウンできます。髪質に合ったケアとスタイリングで、美しい髪をキープしたいですね。(下玉利 尚明)
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