楽天初の日本一に貢献…アンドリュー・ジョーンズが現役引退を発表

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2016年02月25日 16:11  ベースボールキング

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ベースボールキング

日本のファンからも愛されていたアンドリュー・ジョーンズ
2013年、東北が大いに沸いた楽天の日本一。今でも記憶に新しい球団創設9年目の歓喜に大きく貢献した助っ人が、引退を決断した。

 アンドリュー・ジョーンズは現地時間24日(日本時間25日)、自身の口から現役引退を発表。メジャーデビューから20年目のこのタイミングで、選手生活にピリオドを打ったことを『FOX Sports』など複数のアメリカメディアが報じている。


 ジョーンズといえば、メジャーでオールスター出場5度を誇るスーパースター。1998年から2007年までは10年連続でゴールド・グラブ賞に輝き、2005年と2006年には2年連続で40本塁打・100打点を記録するなど、メジャーでも屈指の外野手として活躍した。

 2013年からは日本の楽天でプレー。ケーシー・マギーとのコンビは他球団の脅威となり、チームの初優勝に貢献。巨人との日本シリーズでも第4戦で3ランを放ち、ワールドシリーズと日本シリーズで本塁打を放った史上4人目の選手となるなど、チームを創設9年目での日本一に導く活躍を見せた。

 2014年に楽天を退団すると、3年ぶりのメジャー復帰をめざしたが、契約を結ぶことは出来ず。トレーニングを続けながら、2015年オフの「プレミア12」にはオランダ代表として出場していた。

 自身のメジャーデビューから20年目の節目を迎える今年は、かつて所属していたブレーブスから特別コーチの要請を受け、キャンプ期間中は若手の指導にあたっていた。そしてこの度、ブレーブスより球団殿堂入りの打診を受け、ここで自身のキャリアに幕を下ろすことを決断。キャンプ地のフロリダ州レイクブエナビスタにて、自身の口から引退を発表した。

 日米で愛されたスーパースターは、ここからどんな人生を歩むのか。いつか再び日本で見られることを楽しみにしながら、今後の歩みに注目したい。


▼ アンドリュー・ジョーンズ
生年月日:1977年4月23日(39歳)
経歴:ブレーブス−ドジャース−レンジャーズ−ホワイトソックス−ヤンキース−楽天
ポジション:外野手
投打:右投右打
[NPB通算] 281試 率.232 本50 点165 出塁率.392 長打率.441 OPS.833
[MLB通算] 2196試 率.254 本434 点1289 出塁率.337 長打率.486 OPS.823

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  • お疲れ様でした。選球眼の良さが特徴だったことを覚えています。
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