姿勢や身体に関する原因だけでなく、精神的な原因を挙げる声も
寒さから血行が悪くなりがちな冬は、肩こりに悩まされる季節。インターワイヤード株式会社が、同社運営のネットリサーチ「DIMSDRIVE」のモニターを対象として行った調査でも、「肩がこる」と答えた2,956人のうち、84.2%が「最も肩こりを感じる季節」として「冬」を挙げています。
肩がこる理由では、「座りっぱなしの姿勢」「長時間のパソコン作業」「ストレートネック」「左右の視力違い」など姿勢や身体に関することに原因があると考えている人が多くいました。また、「運動不足」「筋力のなさ」など運動に関わる理由も多くみられます。
一方で「ストレスや疲れ」「考えたり悩んだりで体が硬くなる」など精神的な理由を挙げる人も。肩がこらない人にその理由を聞いたら、「あまり根を詰めない」「ストレスがない」「楽に生きている」など、心のゆとりを感じさせる回答が多くあったのは対照的です。
肩こり解消法に「バッティングセンター」?
多くの人が実践している肩こり解消法は、「お風呂につかる」「ストレッチをする」が5割を超え、「肩をよく動かす」「マッサージする」が続きます。また、シップや磁気シール、鎮痛薬、サプリメントなどの肩こり解消グッズを使っていると答えた人は44.7%でした。
調査では、肩こりで困ったエピソードも尋ねています。「頭痛も併発してしまう」「気分が悪くなり寝込んでしまった」など深刻な悩みから、「シップが臭って恥ずかしかった」「磁気シールを貼って日焼けをしたら丸い跡が残った」などのうっかりエピソードまで、困った原因はさまざまなようです。
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肩こり解消法のエピソードでは、「自然に治った」という声のほか、「ウォーキングを続けたら治った」「バッティングセンターでバットを振ると楽になる」などユニークなものも。つらい肩こりが深刻な症状を誘発する前に、自分なりの解消法を見つけるようにしたいですね。(林 渉和子)
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