岡崎慎司はチリ人!? アルゼンチンでも鮮やかオーバーヘッド弾が話題に

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2016年03月17日 12:40  サッカーキング

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ニューカッスル戦で決勝ゴールを決めたFW岡崎慎司 [写真]=Leicester City FC via Getty Images
レスター所属の日本代表FW岡崎慎司が14日に行われたプレミアリーグ第30節のニューカッスル戦で決めた鮮やかなオーバーヘッド弾は、イギリスで各紙の1面を独占するほどの盛況ぶりをみせた。アルゼンチンのスポーツ紙『Ole!』は「Golazos de chilena」と紹介。「chilena」は直訳すると「チリ人」となるが、前述の見出しは岡崎をチリ人扱いにしているわけではない。

 同紙は公式サイト上で岡崎のオーバーヘッド弾を称賛した記事で、「Golazos de chilena (チリ人のスーパーゴール)」の見出しを掲載。さらには同紙のネットTV局『Ole! TV』でもナレーターのセシリア・シナッリさんがスーパーゴールを「Golazos de chilena」と紹介していた。

 これだけだと岡崎がチリ人扱いされているように捉えられるが、実際は異なる。スペイン語圏の南米各国では、オーバーヘッドキックを「Chilena(チレーナ)」と表現するからだ。(ポルトガル語圏のブラジルでは「bicicleta (ビシクレータ=バイシクル)」と表現)

 オーバーヘッドキックを「Chilena(チレーナ)」と表現するようになった経緯としては、1916年の南米選手権(現コパ・アメリカ)でチリ人がオーバーヘッドによるシュートを初めて決めたことが由来とされている。そしてこのときアナウンサーが、オーバーヘッドキックを「Chilena(チレーナ)」と言ったことで浸透したとも語り継がれている。

 なお、同記事では岡崎のオーバーヘッド弾を「今年2月に行われたインデペンディエンテとのクラシコで、ラシンに所属する元アルゼンチン代表FWリサンドロ・ロペスが決めたオーバーヘッド弾のようだ」と称賛している。

(記事/Cartao Amarelo)


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  • この地球ではただいまザキオカさんの知名度が上がって来ている様です。
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