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JR貨物は4月1日から、青函トンネルを通過する貨物に12フィートコンテナ1個あたり1,000円(税別)の追加料金を課す「青函付加料金」を導入する。
北海道新幹線開業にともない、3月26日以降、青函トンネルを新幹線と貨物列車が共用する。JR貨物はこれに備え、EH800形式交流電気機関車の投入や機関区改修工事、駅基地整備、地上設備駅作業など、総額約160億円にのぼる設備投資を行った。
追加料金の必要性について同社は、「先例のない共用走行の安全性を最大限確保しつつ、北海道物流における鉄道貨物輸送へのご期待に応え、将来にわたりこれを維持・発展させていくため」と説明。暫定的に3年間導入し、2019年4月1日以降については状況に合わせて判断するとしている。
なお、青函トンネルを通過する旅客列車が全便運休となる3月22〜25日(北海道新幹線開業に備えて架線の電圧や運行システムを切り替える「地上設備最終切替」が3月22日に実施され、新幹線開業前日までの4日間は旅客列車が運行しない)に関して、貨物列車は通常通り運行することが発表されている。
(佐々木康弘)
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GW 鎌倉の移動「徒歩」呼びかけ(写真:TBS NEWS DIG)187
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