JRダイヤ改正 - 北海道新幹線開業で青森〜函館間遠くなる? 乗換え2回必要に

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2016年03月23日 20:52  マイナビニュース

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北海道新幹線開業にともなう3月26日のダイヤ改正で、運行終了となった特急「スーパー白鳥」「白鳥」に代わり、津軽新城・新青森〜青森間に新幹線アクセス列車が新設される。津軽線普通列車は現行の運行本数が維持され、時刻が一部変更となる。


奥羽本線津軽新城〜青森間で運行される新幹線アクセス列車の本数は上下各11本(うち上り1本は蟹田発津軽新城行)。各列車とも新青森駅で東北・北海道新幹線と接続を図る。新青森〜青森間の列車は朝6時台に上り1本、23時台に下り1本を設定。ともに東京駅発着の東北新幹線「はやぶさ」に接続する。新青森駅から青い森鉄道線へ直通する普通列車は、新青森駅6時56分発・八戸駅8時43分着の1本のみとなる。


3月21日まで運行された特急「スーパー白鳥」「白鳥」では、青森〜函館間を乗換えなしで移動でき、所要時間は2時間前後、運賃・指定席特急料金(通常期)は5,490円だった。北海道新幹線が開業する3月26日以降、青森〜函館間で列車を利用する場合は少なくとも2回乗り換える必要がある。時間帯によっては、新青森駅または新函館北斗駅で乗換えに30分以上かかることも。青森〜函館間の所要時間はダイヤ改正後もおおむね2時間前後。同区間の運賃・指定席特急料金(通常期)は7,690円とされた。


特急「スーパー白鳥」「白鳥」、急行「はまなす」などの列車が運行終了となった津軽線では、ダイヤ改正後も青森〜蟹田間上下各9本(うち上り1本は休日運休)、蟹田〜三厩間上下各5本の普通列車を運行。青森発蟹田行の最終列車の時刻が早められ、青森駅22時7分発・蟹田駅22時44分着となる。他の列車も時刻が変更される。


津軽線津軽二股駅は北海道新幹線奥津軽いまべつ駅と隣接し、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」(「青春18きっぷ」と同一期間で発売)でも接続駅に指定されている。津軽二股駅に停車する普通列車のうち、朝の上り1本以外、北海道新幹線木古内方面へ乗換え可能。ただし、時間帯によっては乗換えに3時間近くかかるほか、北海道新幹線に乗車できても木古内駅で道南いさりび鉄道線に接続しない場合がある。


○津軽二股駅で北海道新幹線(木古内方面)へ接続する津軽線普通列車


(上新大介)



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  • 新青森駅と新函館北斗での乗換はしんどそうだね。
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