国際親善試合が27日に行われ、ルーマニア代表とスペイン代表がルーマニアのクルジュで対戦。0−0の引き分けに終わった。
ポルト所属のスペイン代表GKイケル・カシージャスは、同試合にフル出場。自身通算の代表戦出場試合数を「166」とし、欧州代表戦最多出場記録に並んだ。『UEFA.com』が伝えている。
欧州代表戦出場数は、ラトビア代表として2010年までプレーしたビターリイス・アスタフィエフス氏の「166」が最多記録だった。カシージャスはルーマニア戦で同記録に並んだ。1981年生まれ、現在34歳の同選手はユーロ2000でスペイン代表デビュー。以後15年以上に渡って活躍を続けている。
なお、『UEFA.com』は欧州代表戦出場数の歴代上位12名を紹介。現在も代表チームでのプレーを続けている選手では、カシージャスのほか、ユヴェントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンとMLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーでプレーするアイルランド代表FWロビー・キーン、カイラト所属のウクライナ代表MFアナトリー・ティモシュチュクの3名がランクインしている。
欧州代表戦出場数の歴代上位12名は以下の通り(※は現役選手)。
1位(166試合):スペイン代表GKイケル・カシージャス※、元ラトビア代表MFビターリイス・アスタフィエフス氏
3位(156試合):元エストニア代表MFマルティン・レイム氏
4位(155試合):イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン※
5位(150試合):元ドイツ(西ドイツ)代表MFローター・マテウス氏
6位(143試合):元スウェーデン代表MFアンデシュ・スヴェンソン氏、元スウェーデン代表GKトーマス・ラヴェリ氏、アイルランド代表FWロビー・キーン※
9位(142試合):元フランス代表DFリリアン・テュラム氏、元エストニア代表MFマルコ・クリスタル氏、ウクライナ代表MFアナトリー・ティモシュチュク※
12位(139試合):元ギリシャ代表DFギオルゴス・カラグーニス氏