「ウンチ博物館」英ワイト島の動物園にオープン

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2016年04月05日 17:22  Techinsight Japan

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ガラスの球体に入れて展示(出典:https://poo-museum.github.io/daily-poo)
英南岸にあるワイト島に先月25日、ウンチについて学べる「国立ウンチ博物館(National Poo Museum)」がオープンした。『news.artnet.com』ら複数のメディアが伝えている。

“臭くて汚いもの”というイメージばかりつきまとうウンチだが、このたび英アイル・オブ・ワイト動物園にちょっと変わった「ウンチ博物館」がオープンし、注目を集めている。

館長のダニエル・ロバーツさんは「私たちはウンチを作り出しては排泄します。ウンチは私たちの周りに常に存在するのです」といかに身近なものであるかをアピールする。

環境デザイン会社「Eccleston George(エクルストン・ジョージ)」のクルーによって手がけられた展示物は実にユニークで、犬のウンチが入ったビニール袋を飾った“ウンチの木”など、見るものを飽きさせない工夫がいっぱいのようだ。

中でも目を引くのは大きなガラスの球体に入っているウンチ。人間の赤ちゃんから猫、フクロウ、ハト、キツネ、ミーアキャット、ウシ、ライオンなど18種類のウンチのサンプルで、ボタンを押すとライトアップされる。

ダニエルさんは、球体に入れられたウンチについて「これらは特別な機械を使って乾燥させたものです。タイプや大きさにもよりますが、早くて1日、長いものでは数週間ほど乾燥させる必要がありました」と明かす。ウンチの展示物の隣にはトイレが設置されており、ふたを開けると詳しい説明が書かれているという。

さらにこの博物館、ウンチの展示だけでは終わらない。「ここに来ることがあったら、人間や動物の腸の動きと健康との関係などついて、もう一度考える機会を持って欲しい。“どんなものを食べるとどんなウンチになるのか”といった基本的なことから、下水施設やトイレ事情、またはエネルギー源としてのウンチの活用法など、様々な視点から見てもらえると嬉しいですね」とダニエルさんが語るだけあって、学べるポイントもしっかり用意されている。

展示物の中には1億4千万年前のウンチの化石や、歯や骨がまじったもの、子供の靴の中にある猫のウンチなどもあるという。

出典:https://poo-museum.github.io/daily-poo
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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