ファーストフードで不妊症?

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2016年04月22日 18:01  妊活・卵活ニュース

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ファーストフードと不妊の因果関係 ジョージ・ワシントン大学ミルケン公衆衛生大学院の研究より、ファーストフードを多量に摂取すると、血中のフタル酸(環境ホルモン)量が約40%増え、ホルモンバランスが崩れて不妊を引き起こす要因になると判明した。

フタル酸は工業用化学物質であり、プラスチックなどに含まれる。

ファーストフードとフタル酸 研究チームは、約9000人を対象にファーストフードと工業用化学物質の関係性について調査した。

調査結果より、ファーストフードを多量に摂取すると2種類のフタル酸量が増加したと認められた。ファーストフードを食べた後、24時間以内に尿検査を行ったところ、尿中代謝物(尿中に排出される物質)に含まれるフタル酸エステル(DEHP)量は23.8%、フタル酸ジイソノニル(DINP)量は約40%高くなったという。

研究チームは、多くのファーストフードが、食品梱包材に含まれたフタル酸に曝露していると述べている。

フタル酸について フタル酸は工業用化学物質であり、プラスチック製品などに幅広く使用されている。多くのファーストフード・チェーンが使用している食品梱包材(耐油性食品パッケージ、プラスチック容器など)にも含まれる。

食品梱包材に含まれるフタル酸は、ファーストフードを介して体内に取り込まれる。フタル酸の人的影響は明らかにはなっていないものの、生殖能力に悪影響を与えると言われている。

South China Morning Post

Science Daily

TECH TIMES

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