2人に1人が経験する就職活動中の生理トラブル、困ったこととその対策は?

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2016年04月27日 12:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

就活中の生理で気持ちが不安定になる人も

 今年も学生さんたちの就職活動が本格化するなか、ユニ・チャーム株式会社が情報サイト「マイナビ学生の窓口」と共同で、就職活動中の生理に関する意識調査を実施しました。この調査は、就職活動の経験がある学生または社会人1年から3年目の女性500人を対象としたものです。

 調査で「就職活動中、生理にまつわることで困ったことがありますか?」と聞いたところ、51.2%が「ある」と回答。2人に1人が就職活動中に生理トラブルを経験していたことがわかりました。そこで、困ったことが「ある」と答えた256人に、具体的にどのようなことで困ったかをたずねると、最も多かったのは「生理痛がひどかった(60.9%)」でした。

 さらに、「交換時間や場所がない、交換する場所がなくてモレそうで不安になった」といった生理用品の交換に関するものが40.3%。「気持ちが不安定になった」という回答は39.9%で、生理のせいで精神的に不安定になったことがある人が多いこともわかりました。また、「急に生理が始まった」と答えた人も27.9%と、就職活動による緊張やストレスで周期が乱れたのかもしれません。

夜用の生理用品を使うなど自分なりの対策を

 多くの人が抱える就職活動中の生理に関する悩みやトラブル。「就職活動中、生理にまつわることで気をつけていたこと、工夫はありますか?」とたずねると、49.4%に当たる240人が「ある」と答えました。就職活動を乗り切るため、生理中にどのような工夫をしていたのかでは、「生理用品を常に持っておく」が22.5%で最多でした。

 そのほか、「薬を飲んでおく、薬を持ち歩いておく」が17.5%で、「夜用・大きめの生理用品を使用する」が10.4%、「タンポンを使用する」が7.5%という結果になりました。それ以外の工夫では、「まだ来ていなくても薄いタイプの生理用品を持ち歩き、下着には夜用を装着した」、「生理用品を多めに持ち歩いてズボンなどもわりとぴったりした物を履きたかったので、ラインが出ないように気を付けた」といった声も。

 使用する生理用品にも工夫をしていたようです。「生理中、長時間変えられないことを考えて日頃より大きめの生理用品をつけていた」、「昼でも夜用の生理用品をつけていた」という人や、「タンポンにして、できるだけモレやズレの不安をなくした」という人もいました。就職活動を乗り切るため、生理に対して自分なりに工夫して対処している学生さんが多いよう。不安がある方はこうした対処法を参考にいてみてはいかがでしょうか。(林 渉和子)

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