途中出場の梁碩柱が決勝弾…朝鮮大が今季2勝目、拓殖大は開幕5連敗

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2016年05月01日 13:39  サッカーキング

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途中出場で決勝ゴールを決めた朝鮮大学校の梁碩柱 [写真]=内藤悠史
JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦2部 第5節が5月1日に行われ、青山学院大学緑ヶ丘グラウンドの第一試合では朝鮮大学校と拓殖大学が対戦した。

 開幕4試合を終えて1勝3敗と黒星が先行する朝鮮大。開幕節では明治学院大に2−1と競り勝ったものの、以降は3連敗と苦しい試合が続く。前節は神奈川大に0−1と競り負けた。一方の拓殖大は開幕4連敗中。前節は中央大に1−3と完敗を喫し、4試合で12失点と守備面に課題を抱えている。

 青空に恵まれ、日差しが差し込む中で行われた一戦。低迷を脱するきっかけとしたい両チームの対戦は互いに拮抗した内容となり、前半は均衡が破られることはなかった。0−0でハーフタイムを迎えた。

 後半も激しいボディコンタクトの応酬となり、中盤でボール保持者へプレスをかけあう展開で推移。なかなかゴール前でのチャンスが生まれないまま、試合は終盤に突入した。

 均衡が破られたのは79分だった。途中出場でピッチに立っていた朝鮮大の梁碩柱がペナルティーエリア手前からドリブルで持ち出し、対面する相手と競り合いながら右足シュート。グラウンダーのシュートがゴール右隅へ決まった。

 ビハインドを負った拓殖大も反撃に転じ、サイド攻撃からチャンスを作ったものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。試合は1−0で終了。朝鮮大が完封勝利を収め、今シーズン2勝目を挙げた。一方の拓殖大は開幕5連敗となった。

 朝鮮大は次節、8日に朝鮮大学校グラウンドの第一試合で東京学芸大と対戦。拓殖大は同日、山梨中銀スタジアムの第一試合で東洋大と対戦する。

【スコア】
朝鮮大学校 1−0 拓殖大学

【得点者】
1−0 79分 梁碩柱(朝鮮大学校)

取材・文=内藤悠史

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