イギリス紙『ガーディアン』は24日に「元フランス代表FWエリック・カントナが、ジョゼ・モウリーニョ氏について語った」と報じた。
先日、ルイ・ファン・ハール監督を解任したマンチェスター・U。その後任はまだ決まっていないが、モウリーニョ氏の就任が有力視されている。
しかし、かつてマンチェスター・Uで活躍し、現在でも「カリスマ」として存在感を示しているカントナ氏は、それに反対しているようだ。
24日に迎えた50歳の誕生日に同紙のインタビューを受けたカントナ氏は、モウリーニョ氏がマンチェスター・Uに合わないと主張。さらに、来シーズンから宿敵マンチェスター・Cの指揮官就任が決まっているジョゼップ・グアルディオラ監督のほうが、マンチェスター・Uにとってふさわしい人物だったと語った。
「ジョゼ・モウリーニョのことは好きだ。しかし、彼のサッカーを考えれば、マンチェスター・Uにふさわしいコーチではない。彼のパーソナリティは好きだ。その試合に向ける情熱、そしてそのユーモアが好きだ。とても知的であり、選手に100パーセントを要求する。そして、もちろん彼は勝利できる」
「しかし、あのサッカーは、マンチェスター・Uのファンが愛する類のものではない。たとえ勝ったとしてもだ。彼はマンチェスター・Uを勝たせることができるだろう。しかし、勝ったとしてもファンはそのサッカーを期待するだろうか? 私はそう思わないね」
「グアルディオラはふさわしい後任だった。彼はヨハン・クライフの申し子である。私はグアルディオラが率いるマンチェスター・Uを見てみたかった。彼はこのクラブを変えてくれるただ一人の男だ。マンチェスターには来たが、違う方に行ってしまったな」
(記事提供:Qoly)