黒沢清監督の海外進出作『ダゲレオタイプの女』、拘束器具と“生と死”描いた特報&ビジュアル公開

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2016年05月30日 15:41  リアルサウンド

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『ダゲレオタイプの女』(c)FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS - LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinema

 『クリーピー 偽りの隣人』の公開を6月18日に控える黒沢清監督の海外進出作品『ダゲレオタイプの女』より、ティザービジュアルと特報が公開された。


動画はこちら


 本作は、黒沢清監督が初めてオール外国人キャストで全編フランス語で撮り上げたホラー・ラブロマンス。世界最古の写真撮影方法「ダゲレオタイプ」が引き寄せる愛と死を描く。


 主人公のジャンを演じる『消えた声が、その名を呼ぶ』のタヒール・ラヒムのほか、『女っ気なし』のコンスタンス・ルソー、『サンドラの週末』のオリヴィエ・グルメ、『あの頃エッフェル塔の下で』のマチュー・アマルリックらがキャストに名を連ねる。


 このたび公開されたティザービジュアルには、ダゲレオタイプの撮影に使われる拘束器具の前に立ち、ブルーのドレスを着て遠くを見つめるルソーの姿が捉えられ、“その撮影は永遠の命を与える愛。”のコピーが添えられている。


 あわせて公開された特報では、ダゲレオタイプの説明とともに、芸術家の狂気を受け止めてしまう娘マリー役のルソー、惑わされていく男ジャン役のラヒムらの姿が映し出される。(リアルサウンド編集部)


このニュースに関するつぶやき

  • オリヴィエ・グルメは素晴らしい俳優だ。加えて、黒沢清ワールドにピッタリな俳優だとも思う。
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