女性が最も感じやすい体の不調は「首、肩のこり」−女性の健康意識調査

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2016年06月01日 12:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

女性の半数以上、自分は「健康」と回答

 日々の生活を健やかに過ごすためには、まず健康であることが大切。そのためには自分自身の健康状態を正しく認識することが欠かせません。健康や体調管理について、世の中の女性はどのような意識を持っているでしょうか。株式会社オレンジページが20代から70代の女性1,128人を対象に調査を行ったところ、現在の「健康状態」について16.6%が「とても健康だ」、40.8%が「やや健康だ」と答え、合わせて57.4%が自分を健康と考えていることがわかりました。一方、「あまり健康ではない」は14.8%で、「健康ではない」が4.9%でした。

 「自分の体質改善、体質強化のために何かしていますか?」という問いに「している」と答えたのは57.0%で、「していない(43.0%)」をやや上回りました。これを自分は「健康だ」と答えた人に限定して集計すると、「している」人が62.4%。対して「健康でない」と答えた人の場合は50.2%となり、健康を自認する人は日ごろから自分の健康を気づかう人が多いことがわかりました。

 続いて、体の不調についてどのような不調を感じるか、当てはまる項目を選んでもらったところ、「首、肩のこり」が54.6%でもっとも多く、続いて「目の疲れ(43.7%)」、「冷え症(41.0%)」、「疲れやすい(39.4%)」、「アレルギー(35.2%)」となりました。今回の調査では、これらを「女性が感じる5大不調」としています。

女性が信頼を寄せる不調の改善方法は?

 こうした「不調が起きやすい季節」について質問したところ、1位は「季節の変わり目」の31.7%で、「一年中(26.1%)」「春(17.7%)」「冬(16.2%)」という結果に。三寒四温という言葉もあるように、春は天候が不安定なうえに、花粉でアレルギー症状が出たり、新年度の環境変化でストレスを受ける人も多いなどの理由から、四季のなかではもっとも不調と感じる季節のようです。

 体の不調をどのように改善するのかについては、「体の不調は自然なもの(自己治癒能力、養生食、漢方など)で治したいと思いますか?」との問いに対し、80.8%が「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えました。また健康食品やサプリメントを利用している406人に、どんな成分のものを利用しているかたずねたところ、46.1%が「天然成分のもの」と答え、18.7%が「天然成分が一部配合されたもの」、9.1%が「科学的に合成されたもの」と答えました。

 8割の人が不調は自然のもので治したいと考えていることがわかりましたが、調査では具合が悪いときに具体的にどのように対処しているのか自由回答で聞きました。すると、「規則正しい生活。湯ぶねにつかる。適度な運動」「体を冷やさないようにする」などのほか、運動と食生活に関する回答が多く寄せられました。健康に関する情報が氾濫するなか、多くの女性が自身の持つ治癒力に信頼を寄せていることがわかる結果となりました。(林 渉和子)

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