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油断も隙もあったもんじゃない、松本潤主演ドラマ「99.9」の細かすぎるネタ

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2016年06月05日 11:26  よりミク

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よりミク

 TBSの日曜劇場「99.9 刑事専門弁護士」が好評だ。
 起訴されれば99.9%有罪が確定してしまうという日本の刑事裁判。しかし、このドラマでは、無実を証明できるわずか0.1%に賭けて、弁護士たちが「事実」を追い求めてゆく。 仕組まれたトリックを解き明かすミステリー的な要素、悪意を挫く痛快なストーリー。時に反目し合いながら、チームで協力して「事実」を明らかにしてゆく弁護士たちの奮闘には胸が熱くなる。
 扱う題材が刑事事件なだけに、基本軸はシリアス。けれど、本作は笑いの要素もふんだんに散りばめられているのが特徴だ。

 主人公である型破りな弁護士・深山大翔を演じるのは嵐の松本潤。飄々としてクールなこのキャラクターは、ハマり役との評判も高い。けれど深山はただクールなだけではない。ダジャレ好き、やたらと耳を触る、常に調味料セットを持ち歩く、休日でもスーツ着用、などなど、何かと「こだわり」が強い一面も。
 このちょっとおかしな、一癖あるキャラクター造形は、主人公に限ったものでもなかったりする。脇役までみんなが個性的、そして魅力的なキャラクターばかりなのだ。

 そんな彼らが織り成すドラマの世界には、コネタが満載。というか、どこもかしこもネタだらけ。隙あらば入れ込もうという、スタッフの遊び心が感じられる。すべてを紹介するのは非常に困難だが、いくつか印象的なものを取り上げてみよう。

視聴者を置き去りに? ヒロインはプ女子


 まずは、榮倉奈々が演じるヒロインの立花彩乃。彼女は謎のセリフやポーズで、視聴者を度々置いてけぼりにしてしまう。例えば「トランキーロ」「いっちゃうぞバカヤロー」。左手を腰、右手を正面に突き出しての「待ちたまえ!」。これらはみんなプロレスのパロディだ。何故なら、彼女がプロレスファン(プ女子)という設定だから。
 事務所のデスク周辺はプロレスグッズばかり。特に新日本プロレスに所属するオカダ・カズチカの大ファンで、第5話では、オカダが本人役でゲスト出演するシーンも用意された。
 しかし、注目すべき点はそれだけではない。デスクに飾られたうちわ。そこにはカタカナで「オカダ」の文字が。一見すると「オカダ・カズチカ」を指すものに思えるが、ある特定のファン層をニヤニヤさせる要素が、ここには隠されている。
 図書館戦争という映画をご存知だろうか。榮倉はその作品で、V6の岡田准一と共演しているのだが、「オカダ」のうちわは、そのふたりの関係を連想させ、ミスリードを誘う。他にも、逃亡者に対して、腕ひしぎ十字固めを決めるシーン、資料ファイルのラベルにさり気なく印字された「武蔵野第一図書館隠蔽事件」など、図書館戦争を彷彿とさせる演出が多数。

どこもかしこもアフロだらけ レキシの世界


 主人公・深山のいとこ役、坂東健太。その外見的な特徴を一言で表すとすれば、アフロ。こちらを演じる俳優、池田貴史には、まだ馴染みのない人も多いのではなかろうか。本業はミュージシャンで、レキシという名前で活躍している。
 なぜレキシという名前なのか。それはコンセプトが、歴史をモチーフに歌うことだから。わかりやすく楽曲のタイトルをいくつか例示してみよう。
「狩りから稲作へ」「真田記念日」「きらきら武士」「憲法セブンティーン」
 タイトルから察していただけたであろうか。まあ、大体コミカルである。しかし、笑えるばかりでもない。阿部サダヲ主演の映画「殿、利息でござる!」とコラボし、PVも作られた楽曲「年貢 for you」。そろそろ年貢の納め時だな、という言い回し、一度は聞いたことがあるだろう。そうだよ、納めちゃうんだよ、年貢を。誰にって? 愛するあの人にさ。これはラブソングなのだ。タイトルからはふざけているようにしか思えないかも知れないが、歌詞も読み込むほどに深い。ぜひご視聴あれ。

年貢 for you(https://www.youtube.com/watch?v=OJqNoFi5lcE)

 深山の居候先でもあり、劇中でも毎回必ず登場する小料理屋「いとこんち」。そこはまさにレキシの世界だ。日本刀、ハニワなど、数多の歴史グッズで彩られた店内。カウンター席には、もこもこのミートボールがうず高く積まれ、ブロッコリーが、さながら森のようにこんもりと盛られている。はい、これどちらもアフロに見立てられてるんだね、間違いなく。さらに、大量のポテトサラダはイカ墨で真っ黒に染められ、レキシの顔、というか頭部を立体的に再現する始末。
 店にあるものは基本的にみんなアフロ。取り揃えた酒は「具志堅」「子門」「覇々嫌の鈴」。うん、やっぱり全部アフロだな。
 壁一面に貼られた大量の料理メニューもレキシ色。「フランシスコ・ザ・ビール」「服部半雑炊」「徒然草のサラダ」「枕のソーセージ」「チンギス飯」「フビライ飯」。先に紹介した、レキシの楽曲とテイストが一緒! 池田貴史が役者としてドラマの一部になるのではなく、レキシの世界観が、そのままドラマに逆輸入されてしまったという印象なのだ。

 また、店の客も大体アフロだったりする。第5話では「いとこんち」で、ゲスト出演のエレキコミックと、主要キャストのひとりであるラーメンズの片桐仁が邂逅する。この二組、「エレ片」というコントユニットでの活動歴があり、実は旧知の仲。そしてまた、池田貴史もエレキコミックとユニットを組んでいたりする。その名もエレキシ。なんだなんだ、この身内感は。でも、ファンはニヤリとしたはず、きっと。

美術スタッフも兼務? 粘土アーティストな片桐仁


 さて、ラーメンズの片桐仁は、主人公をサポートする仲間のひとり、明石達也としてレギュラー出演しているわけだが、彼はちょっとおマヌケなキャラクターという設定。いつも何かしらの災難に遭うのがお約束だ。第6話は特に印象的で、ドタンバタンとテンポよく、流れるように災難が連鎖しながら降りかかる。さながら「ピタゴラ装置」のように(片桐はEテレの人気番組「大人のピタゴラスイッチ」に出演歴あり)。Eテレの番組まで引用するとは、スタッフの本気、恐るべし……。
 明石のデスク周りでは、ちょっとシュールな粘土アートの数々を見ることができる。美しく精巧なそれらは、すべて片桐による手作り。美大出身で、粘土アートが得意であるのは、ファンには周知のこと。レキシといい、片桐といい、出演者の個性、活かされまくっている! ちなみに、その作品を展示して全国を回る「ギリ展」も目下開催中(http://giriten.com/)。

櫻井翔もこっそり登場!?


 コネタは他にもまだまだ。第6話でゲスト出演したテラスハウスのてっちゃんこと菅谷哲也。彼が劇中で大学時代に所属していたテニスサークルの名前が「TENNIS HOUSE」(テラスハウスのパロディ)であったり、劇中に登場する橋の名前が「南星橋」と「北星橋」で、北斗の拳のパロディだったり、どぶろっくがアフロ姿で登場して、同アニメの主題歌である「愛をとりもどせ!!」を歌ったり。
 第7話では、「咲雷賞(さくらいしょう)」「KENDAMAGIC」(かつて櫻井翔が主演映画で扮したヤッターマン1号のアイテム)という単語もさりげなく登場させ、嵐ファンを歓喜させた。
「コネタは探し出せば本当に切りがない。中には「誰が気付くんだよ、それ!」というものも多数。まったく、やりたい放題だな! いいぞ、もっとやれ!

 さて「99.9」というドラマの魅力、そろそろご理解いただけただろうか。知れば知るほど録画してチェックしたくなる要素が満載の本作。本筋だけを追っても充分に面白い。だけど、誰も気付かないコネタを発見してみるというのも、ひとつの楽しみ方。最終回まであと残り数話。画面の隅々まで、じっくりと楽しませてもらおう。(mixiニュース編集部)

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TBSのサイトでは、最新話の無料配信も
http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/top.html

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