【レポート】『キンプリ』4DXで胸キュン体験!? - 雨やシャボン玉、甘い香りに突風で「プリズムショーの世界へようこそ!」

1月9日より上映中のアニメ映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(通称:キンプリ)の4DX版試写会が6月13日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われた。6月18日より全国の4DXシアターで上映される。

4DX版での『キンプリ』は、作中披露される「athletic core」などをはじめとしたプリズムショー中に座席が揺れ、シャボン玉が劇場を飛び交うなどの特殊効果によって、実際に「プリズムの煌めき」をその身で感じることができる。プリズムジャンプ「二人で行こう! 純愛トキメキサイクリング」のカヅキのシーンでは水しぶきが上がり座席が激しく揺れることで、カヅキ先輩との二人乗りを楽しみ、コウジのプリズムジャンプ「胸キュン体験」では座席の背後に振動が走ることでハートをノックされた気分になり、ヒロ様のソロ曲「pride」でのあるシーンでは背後からガスが噴射され、まるでヒロ様の吐息を浴びたようだ。

さらに、「カヅキとアレクのウィンドミルリビテーション」では突風が起こり、「コウジのハチミキッス」では甘い香りが立ち込めるなど、作中でのタイガやカケル、シンたちと同じ感覚を味わうことができる。そのため、一瞬サイリウムを振るのも忘れてしまうほどだ。

また、完全に「プリズムの世界」に入り込んでしまったため、もはや記憶もさだかではないのだが、シンたちの風呂場シーンでも甘い香りが立ち込めていた……ような気がする。これは果たして鼻孔の錯覚だったのだろうか、それとも本当にシンたちの香りだったのだろうか、ぜひ実際に体験して確かめてもらいたい。

なお、発売元であるエイベックス・ピクチャーズの宣伝担当によると、「『キンプリ』4DX版は、ほかの4DX映画よりも使用しているシャボン玉の量が多い」とのこと。確かにシャボン玉の量は凄まじく、試写を鑑賞していた菱田正和監督は、上映中にもかかわらず飛んでいるシャボン玉を掴もうと空中に手を伸ばしていた。

『キンプリ』4DX上映は、6月17日に発売されるDVD&Blu-rayを記念して行われ、北は北海道・ユナイテッド・シネマ札幌から、南は佐賀・109シネマズ佐賀まで全27館にて上映される。

『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2016年1月9日に公開がスタートした劇場アニメ作品。2013年から2014年にかけて放送していたTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』に登場する男子プリズムスタァ、神浜コウジ、速水ヒロ、仁科カヅキの3人組ユニット「Over The Rainbow(オーバー・ザ・レインボー)」を主人公としたスピンオフ作品で、プリズムスタァを目指す個性豊かな後輩キャラクターたちが、女の子をもっともときめかせるプリズムキングを目指してさまざまな試練や困難に立ち向かっていくストーリーとなっている。劇中では、プリズムショーと呼ばれるアイススケートをモチーフとしたパフォーマンスも披露されている。

公開時は14館でスタートした本作は、強烈な個性を持つキャラクターたちによるハイクオリティーな3DCGのプリズムショーや、コスプレや声援、アフレコOKな、みんなで一緒に盛り上がるイベント「プリズムスタァ応援上映」などが口コミで話題を呼び、全国100館規模で公開され各地でロングラン上映が続いており、現在動員人数が約36万人、興行収入は約6億円を記録(5月18日付)。

4DX版公開前日の6月17日には大阪・Loft PlusOne Westで一条シン役の寺島淳太や、監督の菱田正和氏が登壇するイベント『劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm』プリズムエリートの三次会」が実施される。さらに、翌18日にはシネプレックス枚方にて、寺島淳太、菱田正和監督、制作プロデューサーの西浩子氏が登壇する舞台あいさつが行われることも決定した。いずれもキャストが大阪で登壇イベントを行うのは今回が初となる。

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