米Apple、アプリ起動を大幅高速化したwatchOS 3を発表

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2016年06月14日 06:42  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

米Appleは13日(現地時間)開催したWWDC基調講演において、Apple Watch用OSの最新版となるwatchOS 3を発表した。アプリの起動が大幅に高速化される他、お気に入りのアプリをすぐに起動できる「ドック」、アクティビティのシェアといった新機能が追加される。


基調講演におけるwatchOSの紹介で最初に示されたのは、アプリの起動高速化だ。現在と比べて約7倍高速化されるが、体感ではより早く感じられるだろうと説明された。


ドック機能は、サイドボタンを押すとお気に入りや最近使ったアプリを表示する。ドック上でアプリの情報が更新されるため、プレビューだけでも確認が可能だ。なお、現在サイドボタンに割り当てられている「友達」機能がどうなるかは言及されなかった。


画面を下からスワイプするとコントロールセンターを表示。上からは通知センター、左からはウォッチフェイスの切り替えとなる。


アクティビティでは活動状況が表示されるリングを家族や友人とシェアできるようになる。また、シェアしたユーザとの活動状況の比較・ランク付けも可能だ。他のユーザーの進捗が通知され、メッセージアプリとの連携で返信を送ることもできる。


また、新たに車椅子での使用にも対応。車椅子を動かすことでカロリーゴールを計算し、"time to stand"は"time to roll"へ。また車椅子用に特化したワークアウトも用意される。


新登場の「Breathe」アプリは、定期的な深呼吸をサポート。スケジュールや呼吸のリズムをカスタマイズ可能。リラックスを得ることで精神的にもメリットがあると説明された。


メッセージはiOS 10と同じく、スタンプ・手描き・全画面エフェクトなどが利用できる。手描きのテキスト認識でもメッセージの作成が可能となる(英語・中国語に対応)。


ウォッチフェイスはスワイプだけで簡単に切り替えられるように。デザインには新たにミニーマウス、アクティビティ、Numerars(アラビア数字)を追加。フォトやタイムラプスなど、画像中心のフェイスにもコンプリケーションの追加が可能になる。


もう一つ、新たに追加された機能として「SOS」が紹介された。これは事故や急病の際にサイドボタンを押し続けることで救急へ連絡することができるというもの。世界中で利用が可能だ。連携して緊急連絡メールの送信を設定したり、救急への連絡後にメディカル情報を表示する機能もある。


watchOS 3の開発者向けプレビュー版は当日より配布。一般向けには秋から提供が開始される。


(笠井美史乃)



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