交流戦の表彰選手が発表 13年目の苦労人がMVP!日本生命賞は94年世代の若武者に

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2016年06月22日 15:40  ベースボールキング

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交流戦MVPを受賞した城所龍磨(C)KYODO NEWS IMAGES
◆ 交流戦の表彰選手が発表

 日本野球機構(NPB)は22日、「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手を発表。最優秀選手賞(MVP)は、現在13年目の大ブレイク中・ソフトバンクの城所龍磨が受賞した。

 かつては“守備の人”だった城所であるが、この交流戦で打撃開眼。今では最強チームのレギュラーとして君臨している。

 交流戦の打率.415は全体トップの成績。昨年までの12年間で通算1本だった本塁打は、出場した15試合で5本も記録。1試合2発に満塁弾など、印象に残る一発も多かった。

 13年目の“大ブレイク中”――。交流戦が終わっても城所から目が離せない。


 また、各リーグから1名ずつ優秀な成績を残した選手に贈られる「日本生命賞」も同時に発表され、日本ハムの大谷翔平と広島の鈴木誠也が選ばれた。

 大谷は交流戦で3戦3勝。防御率は0.38と驚異的な数字を記録し、勝数と防御率の二冠を達成。奪三振も1位と1個差の2位につけており、日本最速となる163キロを連発したことでも話題を集めた。

 セ・リーグから選出された鈴木は、何と言っても交流戦ラスト3試合で見せた勝負強さが印象的。サヨナラ、サヨナラ、勝ち越しの3戦連発でチームをセ最高位の3位に押し上げる原動力となった。

 数字的にも、打率.381は全体3位タイでセの選手ではトップ。安打数(24)、長打率(.714)も全体3位と大暴れを見せた。

 大谷も鈴木も同じ1994年生まれ。球界の将来を背負う2人の若武者が交流戦を彩った。


◆ 交流戦・表彰選手まとめ

最優秀選手賞(MVP)
・城所龍磨(ソフトバンク)
[交流戦成績] 15試 率.415(53−22) 本5 点12
☆打率は交流戦全体のトップ!本塁打や盗塁数(6個)も全体トップ10に入るなど、走攻守すべてにおいてチームを支えた。


日本生命賞
・大谷翔平(日本ハム)
[交流戦成績] 3試 3勝0敗 奪三30 防0.38
☆勝利数と防御率は二冠。奪三振も2位。圧巻の投球でその力を見せつけた。

・鈴木誠也(広島)
[交流戦成績] 16試 率.381(63−24) 本4 点13
☆セ・リーグ最高の打率.381をマーク。ラスト3試合でサヨナラ、サヨナラ、勝ち越しの3戦連発を放つなど、「神ってる」活躍でチームをセ最高の3位に導いた。

このニュースに関するつぶやき

  • 昨年たった一試合のみの出場で、土俵際まで追い詰められてからの栄誉。ここ3年ほど毎日地道に練習を続けた成果の表れだとか。苦労人が報われると本当嬉しく思います。
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