限定公開( 11 )
今月20日に最終回を迎えたTVアニメ『ばくおん!!』（TOKYO MXほか）。今作の制作に関してはバイクメーカー・川崎重工業、スズキ、ドゥカティジャパン、本田技研工業、ヤマハ発動機に加え、アライヘルメット、SHOEI、NORIX、ヨシムラジャパンなども製作に協力してくれたため、作中でも各バイクやパーツが名前そのままで登場できたり、効果音も実際のものを録音して使用することができた。
そんな心優しい各バイクメーカーが、『ばくおん!!』公式サイトに特別寄稿としてコメントを出し、ネット上では「くっそw 回答がまじめすぎる」「バイクメーカー、ばくおん見てたのかw スズキは大丈夫かな」「協賛バイクメーカーからコメント貰いにいくばくおん良い根性してんな……」と盛り上がっている。
今回の寄稿では各メーカーが『ばくおん!!』からの質問に答えるという形でコメントを出しており、「アニメの率直な感想」「作中の『バイクあるある』の中で思わず『共感したもの』『これは納得できない！』というもの」「キャラクターについての感想」「アニメのアイキャッチに登場した御社のバイクの魅力は？」「アニメを見て、バイク＆免許が欲しくなった人たちに向けてメッセージ」の5つに答えている。
その中でも、ネットからの大きな反響を招いたのが『バイクあるある』についてのコメントだ。5メーカーのうち、先陣を切った川崎重工業の「一部のメーカー様の独自路線のデザインに対する世間の一般的イメージと熱狂的信者の心理描写には、『ちょっと失礼では……』と思いつつ、妙に納得してしまいました」といったコメントには、「カワサキに同情される某Sメーカー」「川崎のスズキを馬鹿にしていくスタイル」「すげぇ言葉選んでそうw」「川崎さん、これはスズキへの、褒め言葉ですよね？」という声が上がった。
一方、2番手で回答した本田技研工業は「共感したもの CB400SFの教習車。これは納得できない GPZ250R 少しかわいそう。でも少し納得できるという微妙な線が秀逸でした。（漫画のシーンです）」とコメントし、川崎重工業のGPZ250Rの名前を挙げていた。これには「すごくホンダっぽいコメント。作中の数少ないホンダディスりともいえるMVX250とCBへの皮肉よりGPZ250Rの事にコメントするのはちょっとらしいなとも思った」「ホンダの担当者に同情されるGPZ250R」「今度はホンダがカワサキにケンカ売ってる……」といった声があがった。なお、3番手でコメントしたヤマハ発動機は「ズキさんとカワサキさんにオイシイところは全部持っていかれたなと思いましたね。（笑）」と大人のコメント。
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『ばくおん!!』のコラボはバイクメーカーだけでなく、タイヤメーカー・ブリヂストンとコラボしてスペシャルサイトを公開（近日公開予定）。また、バイク買い取り専門店・バイク王とコラボしてバイク王ラジオCMに『ばくおん!!』のキャラクターが出演。国内最大級のロードレース「鈴鹿8耐」／「MotoGP日本グランプリ」ともタイアップして、7月28日〜31日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される「“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会」に出演キャスト陣が訪問、コラボステージの実施も予定されている。
原作コミック『ばくおん!!』として、バイクメーカーとはアニメ化以前からコラボしており、公式で“痛バイク”が販売されたこともあった。作中でネタにされたりいじられても、協力を続けるのはそれだけ各メーカーとも自社の製品に自信があるからだろうし、『ばくおん!!』にバイク愛を感じたからであろう。各メーカーから寄せられたコメントを見る限り、アニメ『ばくおん!!』もメーカーたちの期待に応える出来だったといえそうだ。
24日現在ではこの3社のコメントのみサイトにアップされているが、今後も随時更新されるということなので残る2社（特にスズキ）のコメントがアップされること、そしてアニメ2期が来るのか否か、続報を楽しみに待とう。
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このニュースに関するつぶやき
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最終回で神様が読んでたバイブス編集部のコメントも欲しい。
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